棒遣いと火祭り 関山神社祭礼

妙高村関山

関山神社の例祭(7月16日〜18日)を「火祭り(県指定文化財)」という。仮山伏の棒遣いと火のついた薪を氏子が引く神事が行われるからである。
仮山伏(山伏姿から)の棒遣いは、17日に社殿前、翌日関山集落の横町、小野沢、中町、北沢、駅前寿町で各一回行われる。仮山伏は集落の上、下組から各三人選ばれ、二人ずつ火見、火切り、焼く抜けの役を務める。仮山伏は、太刀、薙、六尺棒を使うが、すべてを棒遣いと称している。
棒遣いは太陽・月光・三又を太刀・薙・棒の山伏の戦闘用具で現し、古くは関山権現の山伏たちが神前に奉納したものである。本祭りに信州戸隠神社から山伏を借りたこともあるという。当妙高村桶海集落の後藤家(屋号おおや)に江戸期作の棒遣い絵図が残っている。柱松引きは、棒遣い神事後に行われる。境内御手洗池前広場の南北約50b離れた所に、「若(柱松)」という薪を積み、代証人(代官ともいう)が社殿の神主から、火つけ道具をもらい、火切りに渡す。火切りは駆けて自分の「若」に火をつける。早く火の手の上がったほうが勝ちで、勝ったほうの集落がその都市の大豊作になるという。この後、氏子によって北の定地に「若」を引いて終わる。(歴史紀行)

■所在地 新潟県妙高市大字関山4804





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