祭 辞 典
下座連 献幣使
(けんぺいし)
源氏武士 懸 魚
(げぎょ)
毛 沓
(けぐつ)
検非違使
(けびいし)
玄翁道人
(げんのう)
外 連
(けれん)
結 縁
(けちえん)
 (げき)
建礼門院
(けんれいもんいん)
懸衣翁
(けんえおう)
名 前 説   明
下座連
 (げざれん)

「下座」は、歌舞伎の囃子方の場所で、古くは「外座」とも書き、舞台上手の奥であったが、のち下手にかわったことからこの名前がついた。また、囃子方や下座音楽の名称としても使われる。
佐原近郊では、佐原囃子を演奏する囃子手を、歌舞伎と同じように「下座」と呼ぶ。
                       
献幣使
 (けんぺいし)
「本庁幣供進」に関する規程に基づき、全国神社へ本庁幣を供進するために使わされる者。すなわち、神社本庁より、当該神社の例祭、鎮座祭、本殿遷座祭、および、式年祭に、神徳を顕揚し、斯道の興隆を祈願し、奉賛の誠を捧げる趣旨で、本庁幣を捧持して参向する使い。

官幣使:朝廷から幣帛(へいはく)をささげるために遣わされる勅使。
例幣使:朝廷から、例幣のために派遣される勅使。
奉幣使(ほうへいし)・奉幣帛使(ほうへいはくし):奉幣のため、陵墓・神社などに参向する使者。
勅使(ちょうくし):勅旨を伝える使者。
勅旨(ちょくし):天皇の意思。律令制で、天皇の勅命を下達する文書。尋常の小事の場合に用いられた。
勅命(ちょくめい)・勅諚(ちょくじょう)・みことのり:天皇の命令。明治憲法下で、法律・勅令の形式によらず、天皇が国家機関に直接下した命令。
詔書(しょうしょ):天皇が発する公文書。律令制で、天皇の詔(みことのり)を記した文書。改元などの臨時の大事の際に発せられた。日本国憲法下では、国会の召集、衆議院の解散、総選挙の施行の公示など、天皇の国事行為の形式として用いられている。
詔勅(しょうちょく):詔書・勅書など、天皇の意思を表示する文書の総称。
(出典:広辞苑、有職故実)
菊の御紋が付いた供物を携えた皇室からの勅使が参向する。奉納される東遊を演じる楽士などが和琴(わごん)などの楽器を持って続く。 菊の御紋が付いた供物を携えた皇室からの勅使が参向する。奉納される東遊を演じる楽士などが和琴などの楽器を持って続く
源氏武士 ガイダンス→屋台の源氏武士の人形。
懸魚 (げぎょ) 懸魚は、掛魚との書き、古くは「けんぎょ」とも読んだ。屋根の妻の部分に垂れ下げた飾りで、もともとは火災除けとして飾られていた。古くは掛魚と書き、水を連想する魚を破風に掛けることに由来ともいう。また、棟木や桁の先端を隠す目的ともいう。

懸魚は、その形や箇所により名前が付いている。
形による呼び方
梅鉢懸魚:家紋の梅鉢紋を模した形状の懸魚。
彫懸魚:鳳凰などの瑞鳥や瑞花、鬼・兎・鶴・亀・鯉など動物の彫刻の懸魚で、江戸時代後期以降の建物に見られる。
桐懸魚:桐の花を模した形の懸魚。
猪の目懸魚:ハート・ヒョウタン形の彫刻の懸魚。
かぶら懸魚:かぶら形の懸魚で神社・寺院に多い。下・左右にかぶら形があるものは、三花かぶら懸魚という。(絵は一花)。
三ッ花懸魚:下と同じように左右にも同じ形が出ている懸魚。
使用箇所による呼び方
兎の毛通(うのけとおし)・唐破風懸魚:唐破風屋根の懸魚。
拝懸魚・おも懸魚:破風の拝みの部分である頂点の懸魚。
降懸魚・桁隠・脇懸魚:破風の流れのなかほどの桁の端の懸魚。
毛 沓 (けぐつ)
貫・皮履などとも呼ばれ、鹿・猪・牛・豚・鹿・熊・虎・海豹・鮭などの革で作った短靴で、通常1枚の革で作る。
古くは、踝のところに穴をあけ、紐を通して縛っていたが、室町頃から右絵(本庄まつり・神功皇后の人形)のように沓の上から紐で縛る方法が流行った。
検非違使や公家・武士・武官などが騎馬・狩猟のときに履いた。
毛沓
検非違使
 (けびいし)
平安初期に置かれた令外官(りょうげのかん)の一つ。「非違(ひい)を検する」(法に背くことを調べる)の意味で、検非違使庁の官吏。最初、京都の治安維持と民政を所管したが、その後、諸国や伊勢神宮・鹿島神宮にも置かれ、訴訟や裁判も行う権威を持った。
玄翁道人
 (げんのう)
生没年未詳。南北朝時代頃の曹洞宗の僧。諱は心昭。越後の人。遊行中、下野那須野の殺生石を杖で打ち砕いたという。

能の五番目物の畜類物の演目の一つに玄翁道人が登場する。天竺・唐土・本朝と三国を跨にかけて、美女に化して数々の悪行を重ねてきた、白面金毛九尾の老狐が、本朝では玉藻の前と身を化して皇道を妨げようとしたが、安倍の泰成に見破られて調伏され、那須野の原に潜んでいたのを、三浦の介・上総の介の矢先にかかって命を落とした。命は落としたものの、その執心が石となって、近づく者の命を奪い、飛ぶ鳥をも落としていた。通りかかった玄翁道人の供養により、悪事を行わないことを誓って消えうせる。
外 連 (けれん) 演劇・歌舞伎で使われる用語で、宙乗り・屋台崩し・田楽崩し・早変わり・引き抜きなどの派手な大がかりな仕掛けで観客を驚かせる演出をいう。初代尾上松助(1744〜1815)と、その養子の3代目尾上菊五郎(1784〜1849)が完成させたという。
本道でない観客を眩惑させるものとして蔑称のニュアンスがあった。
結 縁
 (けちえん・けつえん)
仏語で、仏法に触れることによって未来の成仏・得道の可能性を得るために仏教と縁を結ぶこと。仏・菩薩が衆生を救うために手をさしのべて縁を結ぶ場合と、人から仏・菩薩と縁を結ぶ場合がある。
 (げき)
鵜に似た羽の色が白い想像上の水鳥で。大空をよく飛び、水にも潜る。水難よけになるとして天子の船の舳先に飾る。 福野・夜高祭の上町・七津屋の曳山の鷁
建礼門院
 (けんれいもんいん)

名は徳子。平清盛と時子(二位の尼)の次女として生まれた(1155〜1213)。高倉天皇に嫁ぎ、安徳天皇の母となる。壇の浦で安徳天皇を追って入水したが助けられ、京の長楽寺で剃髪し、余生を大原の寂光院で送った。
(東京・水天宮祭神)

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Page Last Updated 2008.2.16
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