祭 辞 典
昇り龍・登り龍
降り龍
関羽雲長
劉備玄徳
張飛翼徳
陵 王
(りょうおう)
令外の官
令外官

(りょうげのかん)
綸子・綾子
(りんず)
里謡・俚謡
(りよう)
林和靖
(りんわせい)
林 逋
 (りんぽ)
龍 神            
名 前 説   明
龍・竜 想像上の動物。本草網目は、「竜の形には、他の動物と九つの類似点がある。頭は駝に似、角は鹿、眼は鬼(まま、兔)、耳は牛、項は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎に似ている。背には八十一の鱗があり、九九の陽数を具えている。声は銅盤を打ったのに似ており、口の旁(そば)に鬚髯(ひげ)があり、顎の下に明珠があり、喉の下に逆鱗があり、頭の上に山の形をした博山というものがあり、また、尺木(せきぼく)ともいう。この尺木がないと天に昇ることができない。気を吐いて雲となし、よく水に変える。また、火によく変える。この竜火が湿を得るときは焔り(もえあがり)、水を得るときは燔ける(やける)。
 竜は、卵生して思抱(実際には抱卵しないで、遠くから思いだけを卵に懸けて孵化させる)する。雄は、上風に鳴き、雌は下風に鳴き、風によって孚化(ふか)する。交む(つるむ)ときは二匹の小蛇に変化する。性格は、粗猛で、美玉・空青(ぐんじょう)を愛し、喜んでツバメの肉を嗜み、鉄や崗草(むつおれぐさ)・蜈蚣(むかで)・楝(せんだん)の葉・五色の糸を畏れる。」とある。
 また、竜は土の神さま(四神に守られている空間の中心が龍)、黄龍の黄色は、皇帝・高貴な色とされている。
 玄武(亀と蛇の合体)・青竜・朱雀(鳳凰)・白虎の四神、亀・竜・鳳凰・麒麟の四瑞の一つとされる。
  2)蛟竜(こうりゅう・こうりょう・みずち・みつち):鱗のある竜。水中にひそみ、雲雨に乗じて天に上るという。
  3)あま竜(あまりゅう・あまりょう):角のない竜。
  4)応竜・應竜(おうりゅう・おうりょう):中国の三才図会によれば、翼のある竜。“ 淮南子 ”よれば、獣類の先祖で毛犢(牛)から生まれ、健馬を生み、健馬から麒麟が生まれる。麒麟は、庶獣を生み、この庶獣がすべての毛皮を持つ動物の先祖となったとしている。また、“ 述異記 ”に「まむしは500年で“ 蛟 ”となり、“ 蛟 ”は1000年で“ 龍 ”となり、“ 龍 ”は500年で角を付け、“ 龍 ”は100年で“ 応龍 ”となるとし、竜の進化したものが応竜としている。一般に、日本では、“ 飛竜 ”と呼ばれることが多い。
  5)蜃(しん):本草網目に、「蛟の属で、蛇に似ているが大きく、角があり竜のようである。鬣は紅色で腰より下の鱗は逆になっている。ツバメを食べる。雨が降りそうな天候のときに現れ、これを蜃気楼(蜃楼)・海市という。脂は、蝋に混ぜて燭を作る。」としている。
  6)竜(だりゅう・だりょう):本草網目に、「竜の属で、江湖に多く住み、形は守宮・りょう鯉に似る。背中に鱗甲がある。よく気を吐いて雲を作り、雨を呼ぶ。」
  7)きゅう竜(きゅうりゅう・きゅうりょう):角のある竜。本草網目では「蛟の属で角がある。」としている。
  8)本草網目:中国・明の時代の李時珍(1518〜1593)が全国を旅して集めた薬になる動植物(人も含む)・鉱物約2000種を27年がかりで集大成した全52巻に図説した書。
  9)和漢三才図会:寺島良安著の図説百科事典で105巻81冊ある。明の王圻の「三才図会」にならって、和漢古今にわたる事物を天文・人倫・土地・山水など天・人・地の3部105部門に分け、図・漢名・和名などを挙げて漢文で解説している。島田勇雄らによる翻訳書がある。
  10)五行説:古代中国の端に関する思想で、万物は木・火・土・金・水の5つの要素から成り、おたがいに影響を与え合う考え方。
 (参考資料:和漢三才図会:島田勇雄訳注)
ガイダンス→屋台の動物たち〕
昇り龍・登り龍
降り龍
天に登ろうとする龍、また、天から地上に降りようとする龍。また、そのさまを描いた絵や彫刻、錺金具などをいう。
令外の官・令外官
 (りょうげのかん)
律令の令に規定のない官職・官庁。現実的な政治課題に対して、既存の律令制・官制にとらわれず、柔軟かつ即応的な対応を行うために置かれ官職で内大臣・中納言・参議・検非違使・蔵人所・近衛府・摂政・関白がある。中国で8世紀前期〜中期に令外官が多数新設され、日本では8世紀末の桓武期の改革で置かれたのが最初。
綸子・綾子 (りんず) 唐音(中国の明〜清初期の中国語の発音)で、りん(綾)ず(子)と発音。繻子織りの地にその裏地で地紋を織りだした滑らかで光沢がある絹織物。
俚謡・里謡 (りよう) 宮廷など謡われる歌に対して民間でうたわれている歌をいう。民謡。
林和靖 (りんわせい)
林 逋 (りんぽ)
967〜1028。中国・北宋の詩人。諡号は和靖。西湖中の孤山に隠棲し、梅を妻とし鶴を子として過ごした。西湖の美しい自然を詠じた。
龍 神
龍はインド神話で、蛇を神格化した人面蛇身の半神を神格化した。大海や地底に住し、雲雨を自在に支配する力を持つとされる。仏教では古くから仏伝に現れ、また仏法守護の天竜八部衆の一とされた。
Page Last Updated 2007.11.11
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