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【特集】夕陽ヶ丘ツッコミ紀行

〜大阪の寺町を四天王寺まで、ガイドブックに載らないディープそぞろ歩き〜

*大阪人の方へ。私が関東の人間ゆえ誤解・偏見なども多々あるかと思いますが、

そのへんはひとえに無知か冗談かと笑ってすませていただければ幸いにござりまする。

 

目次

その1:四十七義士の眠・・・れない寺

その2:一人ツッコミ道中記

以下、続きマス。

 

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その1:四十七義士の眠・・・れない寺

 

四天王寺夕陽ヶ丘。

実にロマンチックかつ郷愁をそそる駅名。

この一帯はかつて四天王寺の境内地で、有名な寺の点在するスポットらしい。

地名の由来は、坂が多くて夕陽がきれいに見えるから・・・と。

東京でいえば谷中みたいなもんかと、その時は思った。

けれど、地下鉄の出口を出たとたん、そんな期待に軽いパンチが入る。

 

どういうことだろう、コレは。

お寺の方向を示す矢印のついた看板が、一気に三つも目に飛び込んでくるなんて。

(写真撮っておけばよかったと後悔中)

 

ひとつはみんな知ってる四天王寺、もうひとつは愛染堂勝鬘院。こちらもそこそこ有名。

残るひとつは、「十三まいりの寺・太平寺」。これは私の持ってたガイドブックには乗ってない。

とはいえわざわざご丁寧に案内板まで出てるくらいだから、地元ではそこそこ有名なのかも。

 

とりあえず矢印の方向に歩いてみる。

すると、進行方向に何やら目立つ建築物が。

むむ、いきなり東京の寺とは全く違った雰囲気バリバリだ。

まぁ、こういう変わった建築のお寺ができるってことは、それだけ寺に活気があるってことなんだろうけど。

地味な作りの寺に慣れてしまった目からみれば、それなりに異質な印象を受け戸惑うのもまた事実だったりする。

気になったので近づいてみたが、残念ながら閉まっていて中の様子は伺えなかった。

ちなみに、歩いてみるとわかることだけど、この一帯にはモダンな作りの寺が他にもいくつか見られる。

 

問題の太平寺はこの向かいにあったので、狭めの境内に入り軽く参拝をすませた。

午前中の割と早いうちにもかかわらず、読経しながら真剣にお百度を踏む信者が一人二人といるあたり、

やはりこのあたりの寺がもつ宗教施設としての活気を目の当たりにする思いだ。

まァそんなところで、ここには特にツッコむべきポイントはなかったけれど、それでも出入り口にはこんなものが・・・

マニ車だ。中には経典が入っていて、回すとそれを読んだのと同じ功徳が得られるというアレである。

この寺が援助か何かを行った先の国から贈られたものらしい(←よく覚えてない)。

けど、まぁ、そんな由緒はともかく、とりあえずガンガン回しときました。

 

こんな小さな寺でも、さりげなくよくわからないサービス精神を発揮してるってワケね。

ただ、こんなんはまだまだわかりやすい例。

ここから歩き回ると、もっとわけわからんものがイロイロ登場してくるんだから油断ならない。

 

境内から出て、これまで歩いてきた道のさらに先を見やると、

小さな寺、教会、はたまた新宗教が密集しているのがわかる。

なんとなく面白そうだったので、もう少し先までそのまま歩いてみることにした。

 

 

そうして、一つ先の信号にさしかかった時だ。

視界の先に、ふと違和感が。

 

なんだろうと、目を凝らす。

 

 

 

 

 

どー見ても、ヘンでしょコレは!

 

 

 

 

 

この段だら模様・・・熱狂的な新撰組ファンの妄想の城か何かだろうか。

 

 

 

とにかく近づいてみよう。

なになに、「四十七義士の寺・吉祥寺」?どうやら史跡の類らしい。まぁ、せっかく来たんだし中も見とく?みたいな。

さっそく門をくぐって・・・

 

って、ちょっと待った。

 

 

 

こんなに立派な門が開いているというのに、柵があって入れないとは如何に?

そんな腑に落ちない思いを抱えつつ、

門の脇の思いっきり「頭上注意」って書いてある赤いドアからいざ境内へ。

 

 

すると、のっけから真新しい石仏がお出迎えだ。

 

境内の所々に、こんな感じの方々が点在している。まぁ、これから回る寺にも大体同じことが言えますがね・・・。

 

 

 

本堂前にも・・・

 

 

おや、こちらにはチョット珍しい方がいらっしゃいますね〜

 

 

仏像ってわけでもなさそう。一体、何者?

 

 

 

 

などと思いきや、順路(?)を進むと・・・

 

 

 

 

 

 

これでもかってくらい、同じような奴らがひしめいていらっしゃいました。

それも刀や薙刀の部分はしっかり金属製なもんだから、青空のもと太陽あびて白刃ギラギラ。

どーかしてるよ!ってくらい妙な迫力満点の、赤穂四十七義士の碑だ。

今にも襲い掛かってきそう・・・なんだけど、微妙な等身がなんとも滑稽でニクめなかったりする。

 

・・・おやおや、前につんのめって倒れちゃってる人もいますねw

後で調べたところ、これって討ち入りの様子を再現した石像らしい。

 

 

なお、こちらが全体像。

お線香を供える台があるあたり、これってもしかしてお墓?とも思った。

けれど、よくよく考えてみたら。

 

 

 

そういえば入り口を入ってすぐに、こういう表示があったのを思い出した。

 

 

 

 

 

白刃ギラギラ軍団とは正反対の方向指してました。

その向こうには、普通に地味な墓場が。

石仏があんまりに目立ってるから、見落とすとこだった。

そりゃ、あんな異様にエネルギッシュな墓じゃこいつらもオチオチ眠ってられないよなぁ。

 

ちなみに、この「赤穂四十七義士の碑」全景写真を撮ろうと後ろに下がっていったら、

 

 

背後から思いっきり・・・

 

 

 

 

猛犬に吠えられたさ。くわばらくわばら。

もうちょっと気付くのが遅かったら、噛まれていたかもしれない。

そのくらいスレスレな位置に思いっきり猛犬をスタンバイさせとくなんて、この寺、

気合たっぷりな石像置いてる割には、人に見せる気があるのやらないのやら。

命からがら、門を飛び出し道路に出た(←大げさ)。

 

こんな調子で、天然力バクハツ物件だらけの寺町散歩in大阪は、まだまだ続きマス。

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