はじめまして。院長の佐藤です。
在宅医療に取り組むために、平成15年3月、さくらクリニックを開設いたしました。在宅療養をされる患者様とご家族に、常によりそうパートナーでありたいと願っております。
在宅療養は生活そのものです。100人いらっしゃれば100とおりのご希望があるでしょう。その多様さのひとつひとつに答えることが、在宅医療の要であり、私たちのヤリガイだと考えています。
私自身、集団生活がかなり苦手な方なので、入院生活のストレスは人一倍大きいだろうと思われます。自分が将来病気で動けなくなったら、必要な検査は最小限だけ外来で受けて、後は信頼できる医師の往診を受けながら、自宅で自分なりに工夫して、マイペースで過ごしたい、と切に願っています。
その際、なるべく安心して、また快適に自宅療養するために、自分ならどうしてほしいかと考えてみると…、
●自宅でできる医療措置は、自宅で痛くなく安全にやって欲しい
●肉体的苦痛は絶対とって欲しい
●急変するのが不安なので、24時間いつでも連絡が取れるようにして欲しい
●どうしても入院が必要なときは速やかに手配してもらい、帰れるようになったらサッサと家に帰りたい、
などなど…、さぞかし要求の多い患者になるような気がします。ちょっと勝手ですが、自分が受けたい医療のイメージを、具体化していくことがひとつの目標です。
もちろん、誰にとっても在宅療養がベストというわけではありませんし、ご要望も人それぞれでしょう。ただ、病気になった場合のひとつの選択肢として、きちんとした在宅医療を提示したいという思いがあります。患者さんひとりひとりが、ご自分の事情に応じて、複数の選択肢の中から治療・療養方針を自由に選ぶ、それが医療側と患者側の、成熟した関係の基礎となるのではないでしょうか。
ご自宅で療養したいというご希望をお持ちの方や、関係者の方々、お気軽にご相談いただければ幸いです。ああしたい、こうしたいと具体的に要望していただけると非常に嬉しいです。
さくらクリニックはまだまだ若く発展途上ですが、皆さんの要望のひとつひとつを糧に、どんどんバージョンアップしてゆきたいと願っております。
もちろん在宅という制約がありますし、医療の常識上できないこともあります。ご相談いただいた時点で、医療側からの意見を述べさせていただき、その上でよく話し合い、ご希望に添える体制を一緒に創ってゆきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
《院長の略歴》
平成6年 山梨医科大学卒業
同 年 東京医科歯科大学神経内科入局
いくつかの病院での勤務と大学での研究を経て、平成13年訪問診療を知り、以後在宅医療に取り組むにいたりました。
平成15年3月さくらクリニック開設、現在奮闘中です。

