【指導講師】

曽我部清典（そかべ　きよのり）　トランペット

　東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。芸大在学中より作曲家近藤譲音楽監督の「アンサンブルムジカプラクティカ」のメンバーとして、その解散まで国内外の新作初演に数多く携わる。卒業後、上野の森ブラスに加入、そのコンサートマスターとして、国際交流基金の派遣による４度の海外ツアー、４枚のCDをリリースしている。またリーダとして立ち上げた現代作品を主要レパートリーとする金管五重奏団「ブラスエクストリームトウキョウ」は４度の海外公演、２枚のアルバムをリリース、次世代の演奏団体として注目を浴びている。

　ソロ活動としては、ALMレーベルより４枚のソロCDをリリース。なかでも共演者が一人も居ない完全なソロアルバム「透明な孤独」は、レコード芸術・音楽芸術などで特選盤の評価を受け、日本の音楽界に波紋を投げかけた。２００１年よりヨーロッパ主要都市（パリ・リモージュ・ロンドン・ローマ・ベルリン・ケルン・ハンブルグ・ブリュッセル・カイロ・テルアヴィヴなど）でソロリサイタルを行う。2003年、東京で開催したソロリサイタル「代官山エレクトリカルパレード」は、管楽器奏者として初めて朝日新聞全国版で取り上げられるなど大きな注目を浴びた。ピアニスト堀江真理子、打楽器奏者神田佳子とのデュオリサイタルシリーズ進行中。上野の森ブラス、双子座三重奏団、トリオ・ゼフュロス、ブラスエクストリームトウキョウメンバー。

　トランペット未来塾と名付けた合宿形式の講習会を日本全国で開催、全音楽譜出版社よりアーバン金管教則本全３巻を編著するなど、教育活動にも積極的に取り組んでいる。洗足学園音楽大学講師、日本トランペット協会常任理事。公式ホームページ：http://www.jade.dti.ne.jp/~ebakos/

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