UPDATE 2006/01/20
後藤真希、初のベストアルバム。2001年3月ソロデビューから約5年間の間にリリースしたシングルを中心にユニット曲のソロVersionや、紅白やソロコンサートで唄った『オリビアを聴きながら』が初収録されている。ただし、モーニング娘。卒業後の初のシングルリリースとなったカヴァーシングル曲『サン・トウ・マミー/君といつまでも』(両A面扱い)は収録されていない。
どこが「バカやろうVersion」なのかというと、サビに入る前の溜めの部分で『バカやろう…』というセリフが入るところが一番の違い。
ソロVersionを聴くと、この曲がユニットで唄うことを想定して作られていることがよく分かる。特にサビの部分の旋律は1人で唄うにはあまりに単調で盛り上がりに欠けるというか違和感すら覚える。
最近は、ごっちんの曲というよりもハロプロの曲になりつつある。また、ライヴ構成上ラストを飾ることが多い曲でもあり、この曲の明るさ、前向きさを象徴しているものでもある。
最後の新譜はおいといて、収録曲の中での最新シングル。また、カヴァー曲を除けば、シャ乱Q周辺以外の作曲(KAN)ということで、やはり他の曲と比較するとこの曲だけ色が違う感じがする。ごっちんに求められる音域が違ったりとか。
「2005夏ハロー!Version」となっていますが、2005年夏のハロー!プロジェクトのコンサートのライヴ音源です。なので、曲自体はショート。これ聴くとあの激しいダンスの中で、いかにギリギリのところで、ごっちんが声を振り絞って唄っているかがよく分かる。
発売当初はこんなに長く盛り上がって楽しめる曲になるとは思わなかった。ごっちんの曲は総じてライヴを重ねるごとに熟成していくところがあって、この曲もいつの間にやら、ごっちんの代表曲と言えるところまで来ている感じがする。
ハロプロ楽曲大賞2003第1位の曲。個人的には『晴れた日のマリーン』の劣化版という印象が強く、他のみなさんほど評価できていない。もちろん、他のみなさんが評価する部分は十二分に分かってるつもりですし、曲がかかれば楽しい気持ちにもなります。
ごっちんに対するオリコンのインタビューによると、「純情Version」の方が先に出来上がっていて、その後、代わったらしい。で、この「純情Version」ですが、クリスマスを連想させる曲のイメージになっていて、もしかするとミュージカルの初期段階ではクリスマスものだったのかもしれない。
ごっちんのモーニング娘。オーディションでの課題曲の1つであり、ソロ名義での紅白初出場で唄った曲でもあり、その後、ライヴでも唄い、後藤真希の曲として、ものにした感がある。
実はシングル自体は個人的にあまり馴染めなかったのですが、この「プレミアムVersion」は、かなり好み。ちょっとボサノヴァっぽい、ゆったりとした曲調に仕上がっている。シングルの頃はとにかく何がなんだか分からなくて不安な気持ち、何もかも未経験なことから来る不安感、そういう意味で子供っぽさが見え隠れする、そういうものを表現する曲だったのが、今まで色んな経験をしてある程度先が見えるのにやっぱり不安になっちゃうという、ちょっと大人な部分が見えてくる曲になっている。
ごっちんの今の心情を表していると思われる歌詞と曲調。『19歳のひとり言』もそうだけど、その時々の自身の心情が曲として残っていくというのはアーティストとしては嬉しいことでもあり、自ら作詞をしていく場合には基本的な部分でもあると思う。
UPDATE 2005/05/29
SweetSとして2枚目のミニアルバム。3rdから6thシングルを中心に8曲+ボーナストラックの9曲で構成。全体的にavexテイスト満載という印象。1曲1曲の作り込みがしっかりしていてavexが好みであればかなり満足できる内容。
テレビ番組のオープニングに使うにはもってこいというか、もともとそういうために作られたんじゃないかってくらい、そういう感じのアレンジが入ってる。
なんか妙に懐かしい、80年代後半から90年代に流行った感じのディスコサウンドな曲調。
クラップ音がちょっとノイジーな方にでちゃってる。
以前、聴いたことあるような気がするんだけども、それがこの曲自体なのか、それともこの曲に似た曲なのか、判断が難しいところ。曲調としては冬のバラードの定番的な感じ。
はじけた感じの曲。盛り上がり系だけど、爽快さも持ち合わせてる。
失恋系の情念な歌詞と曲調。
別れの曲としては凡庸。凡庸だけども凡庸なりのクオリティは確保してるという感じ。
いかにも、アルバム収録ラストな曲。
avexお得意のユーロビートアレンジ。実際には歌うにはつらそうなレベルまでボーカルをちょっと早回し気味にしてる。
UPDATE 2005/03/06
自身、3枚目のソロアルバム。『3rd ステーション』が示す通り、エアステーション(エアポート)での写真がジャケット(歌詞カード)に使用されている。今年20歳になるということで、また新たな旅立ちというものを感じさせる内容となっている。
年代的に(というより個人的に)まず最初に思ったのが高岡早紀?!サビの部分もなんとなく『真夜中のサブリナ』とか『眠れぬ森の美女』を髣髴とさせるものがある。ささやく感じの歌い方としては赤組4の『赤い日記帳』の時にそういう唄い方をしていたけれども、この曲はより吐息がかった感じで唄っている。
たいせーの曲につんくが詞をつけたということなんだけども、そういう意味ではもしかすると市井ちゃんが詞をつけて唄っていた事も考えられるわけで、そう考えると色々と想像をかきたてられるものがある。最後の♪さよなら さよなら さよなら さようならの部分が、心情を吐露していると感じる。
もう少しサビ前にタメがあると良い感じになると思う。最後のサビ前にあるのほど派手じゃなくてもいいから。
サビの部分で言葉の途中で区切りの入るような感じ(♪ちょっとびっくり する不思議な)というのはつんくの曲では珍しいんじゃないんだろうか。この夏の彼氏との海外旅行に思いを馳せるというよりは妄想気味の女の子が面白い。
ライヴ向きの曲。サビはメニューを連呼するという意味では『バイセコー大成功』的な手法。あと、サビの感じが11WATERの『BE ALL RIGHT!』のラストのサビ前の間奏っぽい。
後藤真希という歌い手を語るときにカヴァーというものについて割とネガティヴに語られるときが多いように思うけれども、実際にカヴァーしたものを聴いた時は十分に後藤真希の唄となっていると思う。少なくとも唄わされてる感というものはしない。
アレンジにニューロティカが参加しているということもあってドラムが前面に出ている曲。ごっちんのヴォーカルもそれに負けてない。最後の♪愛にまみれてるをライヴでも唄い切れれば凄くカッコいいと思う。
2004年の後藤真希主演ミュージカルのメインの曲。ミュージカル観に行って見事に泣かされた。♪誰かを好きになるのと誰かを信じるのとは本当は違うことねは、秀逸だと思う。
原曲に比べて、よりロックな感じでアレンジされている。ごっちんの持つボーカルのカッコ良さが出てると思う。
このアルバムの表題曲。それだけあって他の曲とは作りこみ具合が全然違う。十分、シングルで通用する曲。
曲の題名から、今のごっちんをイメージするけれども、書かれている内容もそのことを想像させる。12年先の私=中澤裕子という風に考えるとなかなか興味深いものがある。
UPDATE 2004/11/06
言わずと知れたごっちんソロデビュー曲なわけですが、もう2年たつのですね(アルバム発売時)。この曲が無ければ…ごっちんのソロデビューが無ければ、ナショナルアンセム(とりっこだよさん、現:playstar vista)は、ナショナルアンセムたりえなかったわけですからそういう意味で(どういう意味なんだか)非常に重要な曲であります。個人的にオリエンタルな感じは好きなので、普通に好きな曲です。
これは子供の声が無くなるとすごい印象が変わるし、ごっちんのヴォーカルがいい感じで響くのになぁと堂本兄弟を見て思ってたらアルバムヴァージョンができた。
個人的にはなんちゃってラップに拒否反応ないんで、こういうのもアリって感じかなぁ。
っていうか、「peace…」って決めるごっちんは絶対かっけ〜って。
唯一アルバム通しで聴くときにスキップする曲ですね。個人的には「LIKE A GAME」の方がよかったと思います。
ごっちんのシャウトの限界ってどこらへんなんでしょうね?まだまだ余裕あるっぽい。あと、これだけ低いキーをかわいく唄えるのはすごいと思います。
「笑いたい…」のパート以外はごまっとうでも実は唄ってるので特に何ってのは今更無いんですが、でも1人ではシングルにはやっぱ向かないかなぁと思います。
これ聴くとすごい安心します。何に安心してんだか分かんないですけど。
こういう単調な曲もアリだと思うんですけどね。最近の曲は、みんな懲り過ぎ。
EE JUMP の曲にしか聴こえないんですけど。この曲がいいって言ってる人たちはちゃんとEE JUMP買ってたんだよね?(自分はちゃんと買ってましたよ)
とりあえず、つんく♂のかわりにユウキがYEAH!YEAH!とかやればいいと思います。
もともと自分がごっちんに注目するようになったのは赤組4からなので、この曲がなければ246こねくしょん(あれくさん)は存在しなかったわけですからそういう意味で(どういう意味なんだか)非常に重要な曲であります。この曲に関してはPVで姐さんが泣いてたのがすべてを語っているかと思います。「選べばいいの…」は、昔の方が良かったです。
UPDATE 2004/02/15
2003年のシングル曲、ライブ曲を中心に構成されたアルバム。歌詞カードの写真が、episode 1〜7までのストーリー仕立てに構成されているのが結構面白く、かつ、ごっちんの魅力を引き出していていい感じです。”episode 2”が無いのがちょっと気になるけど。
アルバムの1曲目としては、収録曲の中では1番相応しい曲。ライヴでも1曲目として起用されているし。シングル発売当時は衣装と相まって奇抜なイメージがしていたけれども、いま曲だけ聴いてみると結構心に染み入っているのが自分でも意外。曲の中でのポイントは吐息を利かすところでしょうか。
曲調は単純極まりなく、ひたすら勢いだけで押し通す曲。アルバムの中のお遊び的な曲としてはハマリそうな曲だけども、これシングルなんだよねぇ。
1,2曲目が盛り上がり系の曲で、ここで一旦クールダウン、R&B調に。これがシングルで出ないのはなんでだろう?と思うのはこの曲が良い曲なのか、シングル曲のレベルが低いのか…。(たぶん後者)『♪愛とは〜?』と、疑問形なところがこの曲の歌詞の妙。
再び盛り上がり系に。この曲で前半戦の締めくくりとなります。歌詞も曲もライヴでの盛り上がりを想定して作ってあるので否応無しに体が勝手にノリノリになる曲。
正直、ごっちんが1人で唄っているのを聴くと曲としての薄っぺらさが強調されます。逆に言うとオリジナルでの多人数での入れ替わって唄うことでなんとかなっているんだと改めて実感。歌詞は練ってると思うけど。ちなみにラップ部分での『♪come on SEXY8』の部分が『♪come on MC MAKI』になってます。
後藤真希、初のバラード。ピアノ伴奏の中で、しっかりと歌い上げる感じ。ライヴとかで弾き語りで唄ったりしたら、それはすごいことになると思われ。もともとごっちんには、こういうゆったり目の曲があってると思う。
もとはモーニング娘。の曲。ごっちんの年齢と歌詞があってきて、歌詞の内容がストレートに伝わってくるようになりましたね。
もとはモーニング娘。の曲。この曲は『♪おーきく1つ深呼吸(フー)』が、すべて。この曲を譲ってもらったのは大きいと思う。
この曲と次の『ペイント イット ゴールド』と曲調はまったく違うけれども、自分の好きな気持ちを強がって隠して、好きな相手に対して素直に接する事が出来ない気持ちを表現している部分では一緒。
アルバムの表題曲。曲調は、カッコ懐かしい感じ。直球なアレンジがうまくハマってる。ごっちんの場合、曲がシンプルになればなるほど魅力が増すのかもしれない。
都合4曲のシングルの中で個人的な評価が1番低いのがこの曲。(あくまで相対的にだけど)ごっちんのフェイクでなんとか曲の短さと盛り上がりをカバーしている感が強い。
UPDATE 2003/10/12
246コネクション(ROUTE 246 CONNEXION)VDR-1379
表参道から神宮外苑に向かう国道246号線周辺及び軽井沢周辺をテーマに曲をそろえたアルバム。いつも246あたりでつるんでいたグループの女の子が夏休みに軽井沢に遊びに行って、そこで失恋しちゃうみたいなストーリー展開をアルバムの中で表現しています。(多分)
この曲と『軽井沢コネクション』が組み合わさってアルバム名の『246コネクション』になるわけです。曲調としては、『ダンシング・ヒーロー』からの流れをくんだ荻野目ちゃんなダンスミュージック。
今はいない彼氏といつも一緒に覗いていたお店のウィンドウの前で彼氏との想い出に浸る女の子の気持ちを歌った曲。曲的には、さわやか系のポップミュージック。
『六本木純情派』からの続きのストーリーということでアレンジもそれっぽい感じ。
このアルバムで描かれてる地域や雰囲気といった世界観を表現してる歌詞。アメリカンティストなポップス。
友達の彼氏を横取りしちゃうという歌詞。全体的にトランペットがカッコイイ。
荻野目洋子が初めてオリコン1位を獲得した曲のリミックス。でも曲としては結構単調。そんなに盛り上がる系の曲でもないし。
ここから軽井沢へ舞台を移しって感じかな。グループのマドンナを賭けてのGTレースに自分の好きな男の子が出てるのを影で見つつ、もし負けたら片想いを打ち明けようと思ってる女の子の曲。
アルバムの名前に一部使われているようにメインの1曲のひとつ。曲の力の入れ方が他の曲とはやっぱり違うなぁという感じ。いかにも荻野目ちゃんのダンスナンバー。
ここからまた軽井沢から戻ってきまして、湾岸の方へ。バイク事故死した男の子の気持ちが如何ほどだったのかを思い偲ぶという曲。
シングルのリミックス。これまた定番のダンス調。歌詞にもある通りサックスが目立つ。
またまた軽井沢の話。本命では無いのだけど、ちょっと好きになった子と口づけしたり、『夏のクラクション』聞いたり。『夏のクラクション』は、稲垣潤一。稲垣潤一のファーストアルバムは『246:3AM』だったりする。
UPDATE 2003/08/22
『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』で自ら作り出したカヴァー&ディスコミュージックブームに乗っかった感じのアルバム。これで荻野目洋子というアーティストの方向性が形作られたといえる。
説明不要。荻野目洋子と言えば、ダンシング・ヒーローであり、ダンシング・ヒーローと言えば、荻野目洋子であるわけで。このModern Versionは、前奏のアレンジが原曲と異なる。個人的にはこちらの方が好み。
ダンシング・ヒーローのイメージを正当に受け継いだ感じの曲。むしろ曲としての洗練度はダンシング・ヒーローよりこちらの方が上。
前回説明したので省略。
長山洋子が、2番煎じ的にカヴァーして唄ってた曲を更にカヴァー。ある意味、容赦ない。原曲は有名すぎるので聴いたことがあると思います。荻野目ちゃん的には英語の発音をより英語の発音っぽく唄っています。
曲は聴いたこと無くても『メルティングポイント』っていう単語に見覚えがある人は立派なダビスタ通。この曲以外にも色々な曲名が繁殖牝馬名に使われています。
この曲のイメージから次のアルバムコンセプト(ドラマと連動)が出来上がってしまうくらい色んな要素の詰まっている曲。
他の曲がリズムが強い中、この曲はゆったりとした曲調。ちなみにD2Dは、Dancing 2 the DayLIeakeで、D2D。2番の歌詞の「壁のマグリット」で、マグリット好きになる。
渡辺美里が『My Revolution』でブレイクして、このあとから小室哲哉の時代が始まる訳ですが、そんな時代の小室さんの曲。ちなみに作詞も川村真澄で、まさに『My Revolution』のコンビだったりします。最初は、だから小室さんと言うよりは、渡辺美里な曲だと感じたものです。サビの部分の突き抜け方の爽快さが、たまらない。アルバム名にも使われてるくらいで、この曲がこのアルバムのメインと言ってよいし、それだけの曲でもあります。自分は、荻野目ちゃんの中で好きな曲を選べと言われたら、まずこの曲をあげます。
石井明美の男女7人夏物語の主題歌が有名ですが、それです。歌詞はちょっと違いますけど。
最後の曲ということで、バラード調。実はこういうバラード調でしっとり歌ってるときの方が好きだったりする。
UPDATE 2003/07/24
ラズベリーの風(Raspberry Wind)VDR−1179
『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』でのブレイク後、最初のアルバム。シングル曲は、『フラミンゴinパラダイス』のみ。曲順はコンサートを意識した曲順となっている。
さわやか応援ソング。失敗しても悔やまないで前向きにみたいな。
『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』のヒットを受け、同系列の曲調で続けてヒットし、後の荻野目洋子のスタンダード路線となるディスコ調路線を決定した曲。
好きな彼氏に対してもっと親密になりたいんだけども、自分からは切り出せなくて彼氏のアクションをひたすら待ってる女の子って感じ。テンション高めな感じの曲。
自分の夢を追いかけるために幼なじみの男の子とサヨナラする女の子の曲。っていうほど濃い歌詞ではないんだけども、そういう曲。
好きな男の子とのドライブなのだけど、その男の子には別に好きな女の子がいて…。そんな片想いな女の子が強がりつつも強がり切れない微妙な気持ちとそんな気持ちを表すかのように空は天気雨。
大ヒット曲をそのまま入れずに英語で唄ったものを収録。荻野目ちゃんの英語の発音の良さが際立つ。ヒット後の収録と言うことで、より自信のついたヴォーカルもポイント。
ダンシングヒーローで盛り上がったところで、ちょっとひと休み的な曲。作曲は久保田利伸。(他の作詞作曲の面々も有名どころですけど)ただし、久保田さん自身のブレイクの大分前ですけど。
CMでも使われた曲。(確かビオレ)過ぎ行く夏と楽しい思い出。
『ダンシングヒーロー』の前はこういう曲が多かった。恋が終わってひとり寂しげな女の子の心情を唄う感じ。
また、ディスコ調に戻って激しくなる。(詞も曲も)シングルではないけど、それに準じる曲。ある意味、このアルバムのメインといってもよい。
これもCMで使ってたかな?ステージ上の「私」と観客の中にいる「あなた」の2人の夏の思い出。「私」と「あなた」のために「私」は歌を唄う。詞の内容も曲調もコンサート終了の締め、大団円にふさわしい曲。