2006年10月28日
アルかニダ53
1.タイトルがウマミ(旨味)に見えた。
2.タイトルがマイウ〜に見えた。
3.あらすじを見て、フランダースの犬のパクリだと思った。しかも韓国風ENDで。
少年の犬の友情を描いた映画『マウミ…』
人間と犬の歴史は長い。そのため、犬を素材にした文学作品や映画も数え切れないほどある。
しかしこれまで韓国には犬を素材にした映画はなかった。
このような点で映画『マウミ…』は新しい試みの作品であるといえる。
心に染み渡るような静かな家族映画の同作は、犬と人間の深い愛情を描いた作品だ。
父が死んだ後、母までが家出し、突然孤児になってしまった
チャニ(ユ・スンホ)はプライドの高い少年家長となった。
チャニに残されたのは5歳の妹ソイ(キム・ヒャンギ)。
チャニは父親のようにソイを思いやり、
ソイの誕生日には日ごろから欲しがっていた犬(タリ)をどこからか盗んできてプレゼントする。
ソイはその犬に「マウミ(心)」という名前をつけ、家族の一員として一緒に暮らすようになる。
3人(?)は貧しいながらも仲良く幸せに暮らしていたが、冬が来て、その幸せははかなく崩れ去る。
マウミと一緒に凍った川で遊んでいたソイが、マウミのために結果的に溺れて死んでしまうからだ。
チャニはマウミに愛情を傾けることができなくなり、母のいる釜山に行く。
1人になってしまったマウミ。しかしマウミは線路の上を歩いてチャニの後を追うのだった。
なんといっても映画の見どころは3人の主演俳優の熱演だ。ユ・スンホ、キム・ヒャンギ、そして犬のタリ。
仁川桂陽中学1年のユ・スンホは、4年前に映画『おばあちゃんの家』で子役としてデビューしたが、
今回の作品ではそのイメージを脱皮し、大人の横顔を見せている。
また、CM界の小さな妖精キム・ヒャンギは到底6歳とは思えないような演技で観客を魅了している。
そして、堂々たる主演を演じた4歳のラブラドール・レトリバーのタリも想像を絶するような演技を見せてくれた。
特に、今にも泣き出しそうな悲しい表情と、困っている表情は人間顔負けだ。26日から公開。
>特に、今にも泣き出しそうな悲しい表情と、困っている表情は人間顔負けだ。
投稿者 ひなみ : 2006年10月28日 23:04