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2006年11月11日

アルかニダ57

日本の右傾化は許されないらしい。例えそれがゲームの話であっても。

記事(はんぐる)
発売元

日本の極右派達の侵略戦争野心を丸写しにして込められた日本のゲーム『現代大戦略』シリーズの
『軽挙妄動』が羽目を外している。

2002年からこのシリーズ後続版を毎年開発して来た『システムソフト』は去る7日、『現代大戦略2007
〜デポドン・核施設破壊作戦』を来る12月14日に発売すると発表した。

PC用の戦略シミュレーションゲームである『現代大戦略』シリーズは、歴史歪曲ゲームとして国内で
有名である。会社側は、「軍事ジャーナルリストの協力で現在の世界情勢を反映し、起きる恐れのある
最悪の事態を生々しく体験する事が出来る」と公言する。だがこのゲームの傍点は『ミリタリズムの
復活』に集中する。

『現代大戦略2004年』では、北朝鮮で反乱が起きて日本の自衛隊が介入し、政権を入れ替えた上に
『現代大戦略2002』では、独島占領シナリオなどで極右的な性向をそのまま現した。北朝鮮中央放送
はこのゲームが発表されると、「日本右翼の反動による軍国化と、アジア再侵入への野望をそのまま
表現する前ぶれ」と言って強く責めた事がある。

『現代大戦略』シリーズの特徴は、敏感な事案で日本が当惑した状況に局面する度に後続編が発売
されるという点である。韓国などの近隣国家と領土紛争で摩擦をもたらした時には、『武力侵攻』による
討伐で、自衛隊派兵が問題になった時には自衛隊が世界各国の紛争地域で『解決者』となり、猛烈に
活躍するという風に描かれた。

まさに強硬一辺倒である極右派の代弁者の役割を充分にして来た訳である。今年の年末に発売される
2007年版も同じである。

今会発売される『テポドン・核施設破壊作戦』は『現代大戦略』の6番目のシリーズで、北朝鮮のミサイル
打ち上げと核実験実施など、最近の韓半島を巡る情勢をそのまま反映している。国連安保理の対北
制裁による北朝鮮船舶の海上検問を経り、最終的に北朝鮮を侵攻してミサイル及び、核施設を破壊
するという内容が基本である。実際に去る7月の北朝鮮ミサイル打ち上げ実験の直後、日本の政界で
火が付いた『敵基地先制攻撃論』をそのまま再現した姿である。

もちろん独島の話も放っておけない。『シナリオ8〜10』は独島を侵奪するのに収まらず、対馬を防御
しながら鬱陵島まで討伐するという内容を記している。

計24種類のシナリオのうち、中国が韓半島を侵攻するという内容も含まれている。中国軍は平壌を没落
させてソウルに進撃するようになり、結局統一韓国はアメリカと日本に支援軍を要請する事に至る。中国
は統一韓国を植民地化し、韓半島を敵国であるアメリカと日本を警戒する為の緩衝地にすると言うので
ある。韓半島を『火の海』と設定している事自体、このゲームの深刻性を深める。ゲームの中の中国の
寿命もここまでである。『シナリオ22〜24』では中国が内戦になり、香港と上海が『解放される』と描いて
いる。

このゲームの舞台は北東アジアにだけに限らない。第5次中東戦争が勃発し、ヨーロッパ全土が戦地に
変わる。まるで『第三次世界大戦が勃発してその中心に日本軍がある』と突き付ける有り様である。
『侵略』を絶えず繰り返し言って来た、日本極右勢力の妄想をそのまま反映されている。

『現代大戦略』最終版の結末に注目されざるを得ない。核武装の果てに日本がアメリカを含み、全世界に
『日の丸』を刺すという内容を記さないのは、誰も壮語する事が出来ないのだろう…。
 
 
 
 
 
韓国の反日ドラマで有名なもので「ムクゲの花が咲きました」とか「憤怒の王国」とかありますが、それらをふまえてからもう一度言ってみてください。

投稿者 ひなみ : 2006年11月11日 22:28

コメント

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投稿者 tシャツ 通販 : 2013年08月10日 20:58

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