*＊ウチのぶろぐ＊*

20‐30代「徴兵期間中に性的暴力受けた」13％

　現在20歳代と30歳代の軍経験者の13%が徴兵期間中に性的暴力を受けた経験があるとの調査結果が出た。
　これらの内容は24日に発刊された軍疑問死真相究明委員会の季刊誌創刊号に掲載された「軍隊文化についての意識および実態調査」で明らかになった。
　セクハラ、痴漢などを含む性暴力については全体の調査対象の13.3%が経験したと回答し、年齢別では20歳代が14%、30歳代が17.5%、40歳代以上が7.5%となった。
　暴言については、受けた経験は全体で平均82%となり、軍の代表的な悪習として相変わらず根絶できていない。
　とりわけ性暴力と暴言は自殺衝動の最も大きな原因とされている。
　同委員会がアンケートを分析したところ、暴言、性暴力が増加すれば自殺衝動も高まっており、これらの要因はプラスの相関関係にあることが明らかになった。
　一方娯楽施設、文化活動時間などの文化要因や体罰などの物理的被害は自殺衝動と大きな相関関係はなかった。
　「体罰の必要性」についての質問には全体の46%が「必要」と回答し、軍の組織文化では相変わらず体罰に寛大であることが分かった。
　一般兵を対象にした「小隊長による手なずけの必要性」については年代による違いがはっきりした。
　20歳代では50%が「必要」と回答し、40歳代以上では同じ回答が23%にすぎなかった。
　これは上官による権威的性向を嫌う若者の傾向を反映しているものと解釈されている。
　報告を担当したグループのリーダーを務めるユン・ミンジェ博士は「軍は上官と部下の間に暴力的で非人間的な暴言を禁ずるよう規定を強化し、ひそかに行われる性暴力を監視・規制できる方法を探るべきだ」と語った。
　今回のアンケート調査は全国の20歳以上の軍経験者510人を対象に昨年11月と12月の約２カ月間行われた。

　
　
　
　
　
やらないか　親を裏切る　その言葉