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2007年05月15日
ウォン高で ついに記録に 手が届く
昔は100円=1000ウォンだったんだよな。その前は国家経済破綻で760ウォンぐらいだったはずだが。
ウォン−円為替レートが国際通貨危機直前水準に戻った。
14日、ソウル外国為替市場でウォン−円為替レートは前日より4.43ウォン下がった100円あたり768.6ウォンとなり、1997年10月24日(762.60ウォン)以後9年7カ月ぶりに最低を記録した。日本の低金利資金を借りて投資する円キャリートレードが最近また増えている上にウォン高(ウォン−ドル為替下落)まで重なり、円安がますます厳しい状況にあるからだ。
この日、ウォン−円為替レートの下落はアメリカドルが世界主要通貨に対し、一斉に値を下げたことで加速した。韓国などアジアの通貨が新興証券市場の上昇傾向によりドルに対しても値を上げたが円はドルに対して値を下げ、円安が加速した。
今月に入って円はドルに対して0.5%円安となったが、ウォンはドルに対して0.7%ウォン高となった。
キム・ユンヒョン韓国銀行外為市場チーム長は「円を売る動きが増え、この日インド(0.9%)、韓国(0.3%)、タイ(0.4%)などの通貨が一斉に円に対して値を上げた」と伝えた。
外国為替市場専門家は米国など先進7カ国(G7)が円安を傍助しており、しばらくウォン−円為替レートの下落が続くとみている。
◆ 円キャリートレード=低金利の円を借りて国外に投資すること。
円キャリートレードが増えれば市場に円供給が増加して円安となり、円キャリートレードの精算に出れば市場に円の需要が増加して円高につながる。
安かろう悪かろう商品が、高かろう悪かろうじゃ売れるわけないわな。国家経済破綻というのはつまりはそういうことだ。
投稿者 ひなみ : 2007年05月15日 22:00