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2007年05月03日
ガードマン 腹立ち紛れに 焼死した
ついに自爆者が出たか。
<アンカー>解雇通報に不満を持ったあるアパートのガードマンが管理事務所に火をつけて死にました。ある程度の水準以上の給料を支給しなければならない最低賃金制が今年からガードマンにも適用されて始まった構造調整のためです。キム・ヨンドク記者がお伝えします。
<レポート>今日の午前、ソウルのあるアパート管理事務所で急に炎があがりました。60歳のガードマン、ホ某さんが兇器を持ったまま管理所長と体当りのけんかをして急に事務室の床にシンナーを振り撤いた後、火をつけました。
<インタビュー>目撃者:「ガラスの破片が飛んで真黒い煙が上がり、社長が119番に電話し
ました。」
火が起きるとけんかをしていた管理所長は管理事務所の窓から脱出しましたが、ホさんはすり抜けることができないまま亡くなりました。けんかの原因はアパート運営費を減らすための構造調整。一週間の間にガードマン20人中6人がいっぺんに解雇の通知をもらいました。最低賃金制対象に今年からガードマンも含まれて、ガードマンの給料が一ヶ月110万ウォンから130万ウォン程度に上がるようになると、アパート住民たちが構造調整を決めたからです。
<録音>アパート住民:「アパート入居者の立ち場では当然経費節減になります。人間的には気の毒ですが。」
<録音>ガードマン:「再契約になるかならないかに神経使います..どこでもまったく同じですけど...」
一般勤労者賃金の70%水準をガードマンにも保障しなければならない最低賃金制。社会安全網の次元で拡大中ですが、むしろ雇用の安定を脅やかしています。
今まで火をつける際は、まず自分が逃げることを考えてから火をつけていたものだと思っていたのだが、どうやら何も考えずに『とりあえず放火』らしい。中年親父が居酒屋で「とりあえずビール」と言って蒸しタオルで顔を拭くぐらい当たり前のようだ。
投稿者 ひなみ : 2007年05月03日 23:28