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2007年08月12日
ウォン高で ウリナラはもう 死んでいる
輸出入の際に最も重要な要素の一つとして為替レートがある。自国の通貨価値が高ければ輸入で儲け、逆に安ければ輸出で儲ける。
韓国の中小企業は「死に体」
「2004年以降、ウォン高のため輸出で受け取る金額は以前より10%も少なくなりました。ライバルの日本企業は円安のため受取額が20%増えています。今もまだ日本企業と競い合っていることが信じられないくらいです」
全売上の80%を輸出に頼るモアテックのイム・ジョングァン社長は、この数年間続くウォン高・円安に気を揉んできた。コンピュータに使う小型モーターの生産で日本企業と世界で1・2位を争うモアテックは、それでもましな方だ。
大企業の主導で輸出全体は大幅に伸びているが、その陰で中小企業各社は悲鳴を上げている。輸出保険公社は昨年末、韓国の輸出企業の平均損益分岐レートは1ドル=948ウォンとの調査結果を発表した。大企業の場合は1ドル=928ウォン、中小企業は951ウォンだった。8月1日現在のレートは1ドル=925.10ウォン。多くの中小企業が輸出を断念しなければならない段階だ。
韓国銀行が今年2月発表した調査報告を見ると、多数の中小企業が輸出をあきらめていることが分かる。ウォン高傾向が現れ始めた2005−06年、中小企業の主な輸出品である生活用品・繊維類・ゴム・皮革製品の輸出上昇率はそれぞれ8.5%下がった。一部大企業はウォン高でも輸出でかなり儲けているが、輸出をしているほとんどの中小企業たちは「死に体」だ。
04年末は1ドル=1035ウォンだった。2年7カ月でウォンは10.7%も上がったことになる。だが、中小の輸出企業が肌で感じる為替変動幅はこれよりもはるかに大きい。輸出のライバルである日本円は同期間で18.6%、台湾ドルも4.4%安くなっているからだ。ライバル国の各企業には輸出価格を引き下げるだけの余裕がある。
一方、旅行者は日本に来て日本製品を普段より安く買えて満足していた。しかし、給料は韓国の企業からもらっており、その企業はウォン高で輸出しても利益を上げられずにいた。
投稿者 ひなみ : 2007年08月12日 23:17