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2007年08月07日
広島で なぜか触れない 北の核
アメリカの核兵器は悪い核兵器。
北朝鮮の核兵器は良い核兵器。
どっかで聞いたような話だな。
広島平和宣言 なぜ北の核には触れない
広島が62回目の原爆の日を迎えた。秋葉忠利市長は平和宣言で、「日本国政府は世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり『ノー』と言うべきです」と訴えた。だが、今年も昨年と同様、北朝鮮の核には言及がなかった。
北朝鮮は昨年7月、計7発の弾道ミサイル発射実験を行い、10月には核実験まで強行した。日本にとって当面の最大の核脅威は北朝鮮であろう。秋葉市長の平和宣言はなぜ、北朝鮮の核の脅威には言及しないのだろうか。
6カ国協議で、北は寧辺の核施設の稼働停止に応じ、非核化へ向けて第一歩を踏み出したかに見える。だが、核計画の完全申告や核施設無能力化などの問題は先送りされ、実施のメドすら立っていない。北は軽水炉をはじめとする要求を拡大することで、時間稼ぎを図る可能性も残る。
そうした時期だけに、北朝鮮に対して完全に核廃棄を求める強いメッセージが必要だった。国際社会も日本国民もそれを期待していたはずだ。
今年の広島の平和宣言は、4月に凶弾に倒れた伊藤一長前長崎市長にも哀悼の意を表した。伊藤前市長が昨年8月9日の長崎原爆の日に読み上げた平和宣言は、「核兵器保有を宣言した北朝鮮は、我が国をはじめ世界の平和と安全を脅かしています」と北の核の脅威にも触れていた。秋葉市長は伊藤前長崎市長から、現実を踏まえた平和宣言のあり方を学ぶべきである。
6月末、久間章生前防衛相は千葉県内での講演で、米国の原爆投下について「しょうがない」と発言し、大臣を引責辞任した。日本は侵略したのだから原爆を投下されてもやむを得ないという考え方は、今も日本の一部の教育現場に残っている。
だが、広島や長崎で原爆の犠牲になった人々のほとんどは、非戦闘員だった。米国でも戦後、アイゼンハワー氏やリーヒ氏ら元将校が原爆投下を疑問視する発言をしている。「原爆はソ連との政治戦争に使用された」(米の女性歴史家、ヘレン・ミアーズ氏)といった見方もある。
現在も多くの被爆者が後遺症に苦しみながら亡くなっている。原爆の悲劇を繰り返さないためにも、バランスのとれた平和教育が必要である。
秋葉忠利 wikiより
日本社会党(後に社会民主党)に属し1990年から1999年にかけ衆議院議員を務め、この間に社会民主党の政審会長などを歴任している。民主党結党時に多くの議員が社民党を去った時も残留。
しかし、すぐに広島市長選へ出馬し当選。1999年2月に市長就任、2003年再選された。平和市長世界会議の議長として役目を果たすなど、活発な平和活動を展開している。
また、毎年8月6日に発表される平和宣言ではブッシュ大統領を強く批判し核廃絶を訴えた。同年6月、金正日国防委員長に8.6平和記念式典の招待状を郵送した事が話題になった。
誰よこんなのを広島市長に当選させた奴は。
投稿者 ひなみ : 2007年08月07日 22:44