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2007年09月17日
アンケート だけど君らに 権利なし
自民党総裁選挙は、自民党議員と、自民党都道府県連の一般党員票によって争われます。
コギャルは福より麻!渋谷でジャッジ
自民党総裁選(23日投開票)に立候補した福田康夫元官房長官(71)と麻生太郎幹事長(66)が16日、東京のJR渋谷駅前で初の街頭演説会を行った。両氏が女子高生ら約1万3000人を前に政策や人柄をアピールする中、サンケイスポーツは「どちらが総裁になってほしいか」のアンケートを実施、聴衆110人から回答を得た。結果は麻生氏“圧勝”。形勢不利とみられる麻生氏が若者の街で意地を見せた。
「麻生、チョーおもしれぇ」。渋谷の若者らが当確マークをつけたのは、総裁選で不利が伝えられる麻生氏だった。
連休中日の16日、多くの若者らでごった返す渋谷・ハチ公前。司会を務める小池百合子前防衛相(55)の紹介で両雄が登場、1人15分の持ち時間で演説が行われた。
先攻は福田氏。時折、得意のハニカミを織り交ぜながら、「若者に夢を与えるためにも、お年寄りが安心して暮らせる日本にしたい」「マジックで自民党の信頼回復はできない」などと正攻法の演説を展開した。
麻生氏は「最近、キャラが立ちすぎて自民党の古い人たちに評判が悪い麻生太郎です」と自虐ギャグであいさつ。インターネットで人気の、人の性格など分かる「脳内メーカー」などの話題を出しながら、地方格差是正などを訴えた。
「あのおじさん、だれ?」などと言いながら麻生氏の演説を聞いたガングロ風の東京都杉並区の高校2年の女子高生(16)は「麻生さん? おもしれぇ」と一言。「私もキャラが立ちすぎて嫌われてるから、一度話をしてみたい。総理より、ウチの学校の校長になってよ」と目を輝かせていた。
聴衆の反応は、「マルキュー(渋谷109のこと)はアジアのファッション発信地だ」などと“若者言葉”までちりばめた麻生氏に軍配。サンケイスポーツのアンケートでも麻生氏の勝利となった。
アンケート結果を分析すると、30代以上ではほぼ互角だったが、麻生氏は10代、20代で福田氏を圧倒。「麻生さんは笑顔がステキ」(都内在住の24歳OL)。「表情がわかりやすく、安心感がある」(品川区の27歳会社員男性)。「政策より、暗い世の中には明るい人が必要」(葛飾区の23歳会社員男性)。
福田氏支持は「このような事態の時に、人気だけではダメ。官房長官も長く務め、誠実そうな福田さんがいい」(さいたま市の36歳自営業男性)。「麻生さん、顔と声が怖い。“日本のパパ”にするならやさしそうな福田さん」(墨田区の20歳女子大生)などの声が上がった。
衆院選挙はまだ先の話になるが・・・。
考えに考え抜いて決断した一票と、何も考えずにイメージだけで決めた一票は、同じ価値。それを考えると、正直やってられなくなるな。
投稿者 ひなみ : 2007年09月17日 17:46