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2008年04月26日

日本人 笑顔の裏で 法要を

表(聖火リレー)では笑顔で走りながら、裏(善光寺)では静かに法要を行う。

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善光寺でチベット暴動の追悼法要、国境なき記者団も抗議活動

 聖火リレーの出発式会場を辞退した善光寺では26日午前8時15分から、在日チベット人約20人と、支援団体のメンバー、僧侶らが今年3月以降にチベット自治区・ラサなどで発生した暴動で亡くなった人への追悼法要を行った。
 善光寺は今月18日、「同じ仏教徒として、チベットの宗教者に対する弾圧を憂慮している」などとして、出発地点を返上。法要は「世界平和を考える機会に」と同寺も協力し行われた。
 法要に先立つ午前7時半、「SFT(チベット自由のための学生たち)日本」代表のツェリン・ドルジェさん(34)らが本堂前で、ダライ・ラマ14世が作った「無量の徳」を読経。出発式の時刻に合わせて本堂内で、「平和を願う僧侶の会」の会員たちが犠牲者の名前を読み上げ、ツェリンさんらと冥福(めいふく)を祈った。
 善光寺には午前6時前から、チベットの旗やプラカードを持った団体が集まったが混乱はなく、善光寺の事務局は「滞りなく法要も済ますことができ、安心した」とコメントした。
 善光寺三門(山門)前の参道では26日午前7時34分から、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)のロベール・メナール事務局長(55)らが約15分間座り込みをした。リレーコースの「大門」交差点には聖火の通過後移動し、手錠をかたどった旗を掲げ、抗議のデモを行った。
 その後、JR長野駅構内に移動した午前10時12分ごろ、記者団メンバー数人と中国人の団体が小競り合いとなった。中国人のメンバーは、記者団が広げていた旗の上に畳2〜3枚ほどの大きさの中国の旗を数枚覆い、2〜3分間、「ワン・チャイナ」と連呼した。
 メナール事務局長は「大きなことではない。中国の人も、自分の考えを表現できているということはいいことだ」と淡々と話した。
 
 
 
チベット抑圧許されない 東大寺法要で僧侶

 奈良市の東大寺で26日、全国から集まった僧侶らが世界平和を祈願する「仏法興隆花まつり千僧法要」があり、十輪院(同市)の橋本純信住職(59)はチベット問題について「同じ仏教徒として看過できない。人権抑圧や信教の自由の束縛は許されない」と訴えた。
 法要には、約150人の僧侶らが参加。「平和の祭典であるべきオリンピックの開催国で犠牲者が出たことに深く悲しみを覚える」との文章を読み上げ、1日も早い平和的な解決を呼び掛けた。
 法要は昭和63年に始まり、今年で20周年。大仏殿に響き渡る読経に、手を合わせて聞き入る観光客の姿も見られた。
 
 
 
 
 
日本のメディアはあまり放送しないが、外国のメディアはこっちの方をしっかり放送する傾向があるからなぁ。聖火リレーに対する抗議行動よりも、本来の意味での抗議としてはこの法要を行ったことは評価できると思うな。

投稿者 ひなみ : 2008年04月26日 23:29

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