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2009年02月08日

裁判は 韓国よりも 中国で

クソよりミソの方が良い、というわけではなく、船主が香港の会社というわけ。

記事

Hebei Spirit船主、サムソン重工に対し法的措置を開始

Sandra Speares - 2009年2月6日(金)

 Hebei Spirit号の所有者・HEBEI Ocean Shippingとオスローに拠点を置く保険業者Skuldは、サムスン重工業(2007年12月にタンカーに衝突し、重大な重油流出事故を引き起こしたクレーン船の船主)に対する数百万ドルに上る損害賠償請求訴訟を開始した。
 民事責任条約と国際協定基金の下で支払われた石油流出に関する諸経費、『最高4億ドル』の返還要求訴訟が進行中であると、Skuldのスポークスマンは明らかにする。
 国際油濁補償基金は、サムスン重工が韓国の証券取引所に発表した法的措置にも関与している。これまでのところ、サムスンの発表はIOPC基金の2億ドルの主張のみ言及し、Hebei Spirit号の船主と保険会社からの主張には触れていない。
 香港に拠点を置くHebei Spiritの船主である中国人は、韓国ではなく中国の寧波海事裁判所で訴訟を始めた。サムスンもこの中国での訴訟に注目していると、Skuldのスポークスマンは語る。
 IOPC基金の責任者Willem Oosterveen氏は、法的措置と支払済みの資金を回収するという双方の観点から、勝訴の公算の高い償還請求措置を取る事が基金の方針であると延べた。基金は中韓のどちらかで償還請求措置を取ることが出来たが、韓国ではなく中国での訴訟こそが、サムスンの有限責任を取り除く『現実的』な可能性であると彼は語る。
 サムスンの有限責任を取り除くことが出来れば、有限責任下での360万ドルを超えた経費を、関係者はサムスンから全額請求することが可能となるであろう。
 韓国証券取引所での発表においてサムスンは「韓国の法廷による裁定は、関連した国際法に従って下されたものであり、中国での訴訟は却下されるであろう」と述べ、サムスン重工も「有限責任に関する中国の海事法は、韓国のそれと殆ど同じであるため、サムスン重工の補償責任は法によって定められた最大額(360万ドル)に制限される」と主張する。
 Skuldのスポークスマンにサムスンの声明についてコメントを求めると、メディアを通じての発表には関与しないと語り、訴訟事案を構築する事故については、既に周知されていると論評する。
 Hebei Spiritの保険会社とIOPC基金から利用可能な補償額の合計は、2億300万SDR、もしくは2億1500万英ポンドとされている。流出量の総経費は、昨年10月の基金の予想で2億8900万英ポンドとなり、この上限額を上回ることとなるであろう。
 
 
 
 
 
今回は韓国の威信だとか経済的なことを考えずに裁判が出来るということだ。あとは現実的なところを見れば、例え中国でもどういう判決が出るかは目に見えてるな。ちなみに損害賠償額は日本円にして300億から400億とも言われてるな。このご時世にそんな大金支払えるとは思えないけど、判決出たら払うと言うだけ言っといて放置しそうな気がするけど。

投稿者 ひなみ : 2009年02月08日 22:18

コメント

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投稿者 流行 ブランド バッグ : 2013年07月16日 14:39

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