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2009年04月13日
マスコミら 同じソースで 大間違い
いち早く行動したのは産経新聞だったようだな。ただ早いだけで間違った方向に動いてるが。
産経新聞「麻生がまた誤読した」と報道するも誤読ではなかった! 該当記事は削除
ここ最近、朝日新聞やテレビ朝日などの報道機関による不祥事が続いているが、産経新聞も信用を無くしかねないミスをしてしまった。
4月10日、麻生首相は天皇・皇后両陛下のご結婚50年祝賀行事に参加し、そこで祝辞として述べた。産経新聞は同社のサイトにて、その祝賀の言葉のなかに誤読があったと報道したのである。「弥栄(いやさか)」と言うべきところで、「いやさかえ」と言い間違えたというのである。しかし、「いやさかえ」が正しく、麻生首相は何も間違っていないし、天皇・皇后両陛下に対して、なんら失礼なことをしていなかったのである。
このことはブログや『2ちゃんねる』などで大きな話題となっており、特に “何の謝罪もなく記事を削除したやり方” に対して非難轟々(ひなんごうごう)という状態である。そう、産経新聞はその記事を何の前触れも告知も謝罪もなく、削除して済ませたというのである。人の “あげあし” をとるような記事だっただけに、自分の “あげあし” をとられるような記事はすぐに消したかったのだろうか? ということで、当編集部はさっそく産経新聞社に電話をして真相をうかがった!
日本を代表する新聞の産経新聞さんが間違った情報を掲載するのはどうかと思うのですが、それを謝罪もなしに削除するのはまずいのではないでしょうか? そんな質問に産経新聞社は「本日は休刊日ということもあり、政治部の者が誰もいないみたいなんですよ。明日、改めて電話していただきたいのですが」とのこと。うむむむ! 情報をいち早く伝える記者が新聞社に一人もいないとは。
しかし、紙媒体やネットで広く報道している産経新聞には、報道した内容に関して説明責任があるはず。そこで、誤読ではないのに誤読として誤報を流してしまったことについて、謝罪や告知もなく記事を削除して終わるのは乱暴なのでは? という質問を投げてみたところ、「私はペーペーなので、会社としての言葉を申し上げる立場にないんですよ。申し訳ありません」と返答。一部の記者が誤報をすることで、電話対応をしたような同社のスタッフすべての人たちに迷惑がかかることを考えると、これは大きな問題である。
政治部の直通電話を聞くため、もう一度産経新聞社に電話をしたところ、「うーん、ここから政治部が見えますが、誰一人としていないんですよ」とのこと。また、政治部の直通電話に関しては「代表からまわしてもらっていただけますか?」と軽く流されてしまった。この問題、まだまだ続きそうである。
googleニュースで「いやさかえ」で検索かけると、出るわ出るわ。今時点で31件。毎日新聞もあれば各地方紙やスポーツ紙など、様々なメディアが取り上げていたわけだ。なんで揃いも揃って同じミスをしたのかといえば、「どこどこの新聞がこう伝えました」というニュースがまわりまわって、同じ話が広がっていく環境が出来てるわけだ。大元がどこかは知らんが、「いや、ウチは○○さんのニュースをそのまま伝えただけです」なんて釈明は視聴者には通用しないぞ。ましてやこのネタで社説作ったり特集組んでテレビ流してるようなところとかは特にな。
投稿者 ひなみ : 2009年04月13日 00:18