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2010年03月02日
謝罪より 津波予測の 向上を
気象庁の各種予測は、過去の累積データからはじき出されるので、今回のように地球の裏側で起きた地震で発生する津波のデータなんてかなり少ないのが現状。それゆえに、過去に実際にあった3m級の津波警報を出すのは、ウチは正しい判断だと思うけどな。
前原国交相、気象庁に「謝罪には当たらない」 津波の過大予測問題で
南米チリで発生した巨大地震に絡み、前原誠司国土交通相は2日午前の会見で、気象庁の関田康雄・地震津波監視課長が「津波の予測が過大であった」などと謝罪したことについて、「謝罪には当たらない」と同庁に伝えたことを明らかにした。
前原国交相は「まだまだ津波の予測の精度が低い」と指摘した上で、「しっかり準備をするという点では、津波の程度が過小であるよりは過大であった方が、より徹底できる」との見方を示した。2日午前の閣僚懇談会では、鳩山由紀夫首相も前原国交相の考えに「同感だ」と述べたという。
気象庁は地震発生翌日の2月28日、三陸沿岸付近に「大津波警報」を出した。3メートル以上の津波が到達する可能性があると呼びかけたが、実際に到達した津波はその予測を大幅に下回った。
過大予測が狼少年現象を招くという批判もあるが、データが少なく判断の難しい状態の時には例え過大予測であろうとも国民の安全を最優先すべきであると思うがな。仮に過小予測して実際は3m級でした、被害は甚大ですなんて事になったら大問題だし、ましてやデータが少ないので分かりませんとも言えないだろう。ならば例え杞憂であったとしても考えうる最大の危険性を訴えるのが正しい判断じゃないのかね。その上で、「データ不足で判断の難しい状態でした、次からは精度の向上を目指します」とするのが最善の手だと思われるがね。
100%の予測をするためには莫大なデータとそれを観測する機械が必要だが、限りある予算を考えたときに一体どれだけの予算を回すことが出来るのか。仮にそこに莫大な予算をつぎ込んだときに他の削られた項目で被害が発生したらまた批判を浴びることにもなるだろう。そういった出来ることと出来ないことの中で精一杯やった結果なんじゃないのかね、今回の過大予測のことは。
投稿者 ひなみ : 2010年03月02日 19:03