|
||
|
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 NEW |
||
| 審査員 昨夜、東京から電話があった。テレビ局の下請け会社らしい。丁寧な言葉でゆっくりしゃべる担当者の言葉に耳を傾けた。 現場は、女神湖だか蓼科湖。近々そこで氷の彫刻展があるとか。 ふむふむ、その彫刻展の撮影の依頼だな。撮影代はいくらだろう。寒冷地手当をもらわないとな。なにを着て行こう。 なんか寒そうな仕事だなあと聞いていると、撮影ではなく、その審査員がどうのこうの言い出した。 う〜ん、おれが審査員か。おれも出世したもんだなあ。審査員って、いくらくらいもらえるんだろうか。やはり、それなりの服装でないとまずいよなあと聞いていると、話はどうも違った。 簡単に言うと、こうだ。その審査員に女性カメラマンがいいと思うんだけど、よさそうな人を紹介してよ。 なんだよ〜。おれとぜんぜん関係ねえだろうが。まぎらわしい電話なんかよこしやがって、まったく疲れてしまう。 でもまあ考えてみりゃあ(考えてみなくてもそうか)、このおれが審査員になるはずがねえよなあ。 おれは、同業者の知り合いがとても少ない。ましてや、女性カメラマンなんてひとりも知らない。結局友人のYカメラマンに聞いて、Mさんを紹介した。 その後、どうなったんだろうか。
|
||
|
仕事始めの予定が‥ 2005年も、あれよあれよと1週間が過ぎてしまった。正月にはあれをしてこれをしてと考えていたが、なにひとつできなかった。残念。でもまあ、いつものことか。
|
||
パラグライダー![]() 快晴の日、木崎湖(大町市)の西側の山を車で上がった。北アルプスが望めるポイントを探すためだ。 林道は幅が狭く、その上ガードレールがない。雪があったら、絶対入らない道である。横を見下ろせば、急な斜面。とにかく緊張の連続。あんな山中で事故ったら、もう最悪。だれにも発見してもらえないからだ。 林を抜けると、急に視界が開けた。そこで出くわしたのが、パラグライダーを楽しむ3人グループ。 これから飛び立とうとしているらしい。こいつはいいやってんで、車から降りて見学。外に出ると、冷たい風がビュービューと吹き上げてくる。その寒いこと寒いこと。ブルブル震えてしまった。 ふたりは、自分のパラグライダーを念入りにチェック。ひとりは空を見上げ、風を読んでいた。そして、雲がどうの風がどうのブツブツ言っていた。 そのうち、ゴーのサイン。両手でラインをあおると、パラグライダーが風をはらんできれいに広がった。体がふわりと浮かんだかと思ったら、スッーと滑空して行った。そして、もうひとりも同じように空へ。 残った方が、空の黄色のパラグライダーを指さした。 「あの人、62歳だよ。もう少しゆっくり旋回すればいいのに、もったいない。いつもすぐ着地しちゃうんだ」 そして、車に乗り、ふたりを拾いに行った。 最後まで見届けたが、ふたりともほぼ同じと ころに上手に着地した。滞空時間は10分くらいかな。とにかく気持良さそうだった。いちど飛んだら、きっと病みつきになるんだろうなあ。うらやましい。 でも、やはり勇気がいるよなあ。それに、装備一式で50万円はするらしいし。う〜ん、いい値段だ。おれにはちょっと無理かな。 眼下の湖は、大町市の木崎湖。すばらしい眺望だ。 この日、野生のサルに何度も会った。食べられるときに食べておこうと、盛んに口を動かしていた。
|
||
ヒヨドリ アフリカのある砂漠の話。乾燥化が少しずつ進み、蝶や蜂類が死に絶えた。しかし、植物はしぶとい。姿形を変え、なんとか乾燥に適応した。ところが、受粉を助けてくれる蝶やミツバチがいない。さて、植物はどういう戦略をとったか。ここが、すごいんだね。植物というのは、本来花の蜜に甘い香りを含ませるものだが、この砂漠の植物の花は腐ったイヤな匂いを発散させた。受粉をハエに託したからだ。動物の死骸と勘違いして、ハエが集まってくるんだね。う〜ん、すげえなあ。そういえば、世界最大の花ラフレシアも、同じように肉の腐った匂いを出してハエを引きつけるらしい。花と昆虫の駆け引きは、とにかくおもしろい。 家の玄関先(道路側)の植栽スペースには、ナツハゼとかウリハダカエデとかワビスケなんかの中くらいの木が植えられている。寒々としたこの時期、特に目を引くのがワビスケ。ツヤツヤした緑の葉と白色の花の対比が、なんとも美しい。仕事部屋のFIX窓からこのワビスケを見ると、心が和む。このワビスケの花を狙って、毎日ヒヨドリが訪れる。ピッーヨピッーヨと、その騒々しいこと。いつも2羽でやって来て、飲めや歌えの大騒ぎ。去った後には、必ずいくつかの花が落ちている。連中の目当ては、花の蜜。細いくちばしを花の奥に突っ込んで、チューチュー。甘くておいしいのだろう。 ヒヨドリは、メジロと並んで大の甘党。鳥のくせに、ジュースなんかも大好物だ。昆虫が活動しないこの時期、ヒヨドリやメジロが、ツバキ類とかビワの受粉を助けるという。よくしたものだねえ。
|
||
| 津山市はスゲエぞ 京都と岡山への2泊3日の小遠征を無事終了した。今回は車ではなく、慣れない列車の旅。いろいろなことがあり、とにかく疲れた。 京都の夜はとてもまぶしかったけど、特に印象に残ったのは岡山県の津山市。 昼飯でも食うかということで、JR津山駅を出た。姫新線から津山線への乗り換えで、50分ほどの時間が空いたからだ。駅前右手のアーケードをぐるりと歩くが、営業中の食堂がない。ラーメン屋の看板を見つけても、やはり準備中。ファミレスもあったが、「ここまで来てファミレスもねえよなあ」ということで、意地になって食堂を探す。ようやく「○○食堂 やきそば お好み焼き」という看板を見つけた。近寄って中を覗くと、明かりが見えた。よしよし、ちゃんと営業しているぞ。 恐る恐る中へ。店の中央にL字形のカウンターがあり、窓辺に畳敷きの4人席がふたつ。まあまあ小奇麗な感じ。当たりかな。カウンターの隅っこに腰を下ろした。 カウンターには先客がひとりいて、つまみの小皿を三皿ほど並べてチューハイを飲んでいた。社名の入った作業着なんで、どう見ても仕事中。昼間から酒を飲んでいいのかな。まっ、人のことはどうでもいいや。 壁のメニューを見て、ビールとオムソバを注文。すぐドライの中瓶と通し(イカと里芋の煮物)が運ばれた。列車の旅はいいねえ、飲酒運転の心配がないんだから。グラスにビールを注ぎ、ググッとイッキに飲み干す。う〜ん、ウメエ!感激していると、ケータイ片手の新しい客が店に入ってきた。年のころは20代後半。どうも仕事の遅れの言い訳をしているらしい。彼は席に座るなり、ビールとモダン焼きを注文。その彼、ビールをガブガブッと飲み、モダン焼きをそそくさと食べ、「さて、仕事仕事」と言いながら忙しそうに店を出た。その速いこと。店の前に横付けした車に乗り、走り去った。あらあら、車で行っちゃったよ。ここって食堂じゃなくて、まるっきり飲み屋じゃねえの。店の中を改めて見回してしまった。 津山というところは、仕事中でも酒を飲む土地柄らしい。う〜〜ん、スゲエなあ。他所とは、ぜんぜんちゃうぜ!閑散とした田舎町だけど、断然気に入ってしまった。 津山駅に戻り、切符の窓口へ。 おれ「京都まで」 駅員「岡山まで急行。新幹線は、自由席、指定席?」 おれ「自由席」 駅員「はい、1840円です」 おれ「‥‥」 1万円を出すと、8160円のおつりが。なんで?と思いながら、乗車券をよく見ると、行き先が岡山。どうりで安いわけだ。 おれ「あのう、京都までなんだけど‥」 駅員「あれっ、あっ!‥‥」 若い駅員、とてもはずかしそうだった。いったいなに考えているんだろう。こんなの初めてのこと。もう呆れてしまった。 ひょっとしてひょっとしたら、その若い駅員は酔っていたんじゃないかな。なんたって、津山だもん。ひょっとして、あの食堂の常連客だったりして。まさかねえ。
|
||
| 諏訪丸光(まるみつ) 新聞の見出しに諏訪丸光という文字を見つけた。会社更生法による更生手続き中のこのデパートが、地域密着で経営再建するとのこと。ああ、あのデパートか‥。知ってるぞ。 諏訪市にあるこのデパートの5階には、なんと温泉施設がある。温泉付きのデパートなんて、世界広しといえども、この諏訪丸光だけじゃないかな。タオル片手にデパートに入る姿を想像してほしい。つい笑ってしまうでしょ。知る人ぞ知る、変わった温泉なのだ。調べたら、丸光温泉というとのこと。 なかなか入浴する機会がなかったが、仕事が早く終わったある日、思い立ってこのデパートに突入した。もう15年も前の話だ。上の階にあると聞いていたので、まずはエスカレーターに。各階の案内に目をやると、5階にその「大展望風呂」があった。 中に入ると、そこそこの客がいた。やはり年配の方が多かったかな。大展望風呂ということで、窓から諏訪湖が一望できるはずなのだが‥。残念なことに、ガラスが茶色く汚れていてなにも見えなかった。でも、いいお湯でした。 ところで、諏訪にはいろいろな温泉があるんだよね。JR上諏訪駅のホームには、世界初駅中露天風呂があり、それを宣伝した石碑まである。乗車券か駅入場券があれば、入湯できたはずだ。中央道の諏訪湖サービスエリア内には、上下線にハイウェイ温泉というのがある。また、城南小学校には城南温泉(ともそだちの湯)というのがあるらしい。授業で入浴するんだろうか。さすが温泉の町だ。 ※上諏訪駅のホームの温泉は、現在は足湯だけになったようだ。
|
||
|
この1カ月 まあ平穏無事の1カ月だったが、いろいろなことがあった。まず、愛用しているiBookが故障した。なんとなくおかしいぞと思っていた矢先のこと。突然画面が消え、それからというもの起動できなくなった。いろいろためしたが、結局だめ。
先日、コンクリートのふたを元に戻そうとして、左手の中指の先をはさんでしまった。あまりの痛さに声が出ず、ウ〜ン!としゃがみ込んだ。その痛いの痛くないのって‥。 撮影したデジタルデータが、PCから消えてしまった。ギョエ゛〜〜〜〜!! 写真は、修理から戻ったiBook。そして、修理に出すペンタックス。
|
||
| 1粒で2度おいしい この「信州の民家」へのアクセス数は、日に10人から20人くらい。とてもとても人気サイトとはいえない。ましてや、この「雑感」をいったい何人が読んでいるのやら。せっせと書いているわけじゃないけど、なんとも張り合いがない。あまり更新をしないくせに偉そうなことは言えないかな。 実は、この「雑感」の読者(ってえほどでもないか)から、「楽しみにしているのに、どうして更新しないのですか?忙しいのですか?」という要望(お叱り)のメールを先月もらった。メールを読んだおれはというと、確実な読者を初めて確認し、ひとり感動。布団の中で、さめざめと泣いてしまった。もっとも、その後ちっとも更新しなかったけど。 さて、なぜこの「雑感」を設けたかというと、話は簡単。HPを立ち上げるにあたり、他のサイトをマネたからだ。よく「ダイアリー」とか「エッセー」なんかのコーナーがあるもんね。つまりは、HPの体裁の問題かな。 「う〜ん、なるほど。写真のページにプロフィールのページ、そしてリンクのページか。あとはエッセーだな」てな調子。かくしてこのコーナーが始まった。 ほかにもいろいろマネた。トップページには、「画像の無断転載、無断使用を一切禁じます」なる一文を掲げた。この「信州の民家」は、かりにも写真屋のサイト。やっぱ写真屋らしく、それなりにカッコつけないとね。 「画像の無断転載、無断使用を一切禁じます」なんて、それらしいでしょ。でも、本当のことを言うと、写真の無断使用にはあまり関心がない。田舎で仕事をしていると、画像の無断転載・無断使用は珍しくない。なもんで、もう感覚がマヒしてしまった。見つけても、驚きもしない。ほとんどの場合、「あっ、おれの写真だ」で終わってしまう。よほどのことがないかぎり、クレームはつけない。たいした写真じゃないもの。 ときどき雑誌社から、写真使用の許可依頼がある。この手の話は、とてもおいしいんだなあ。ちょっと前にも、こんな電話があった。 「Y設計事務所の紹介ページで林さんの写真を3点ほど使わせてください。写真使用料は、少ないんで恐縮ですが、社の取り決めにより後日お支払いいたします」 その写真使用料は、カラーが2万円、モノクロが1万だったかな。少なすぎると思う人もいるんだろうけど、おれは大喜び。やっぱ、東京の大きな出版社は違うなあ。その写真は、東京のY設計事務所からの依頼で去年撮影したもの。当然、その撮影代もプリント代もすべて領収済みである。1粒で2度おいしいとは、このことだ。
|
||
|
無駄な穴、松代大本営地下壕
|
||
|
中央フリーウェイ さて、今度はどの車を買おうかな。中古のビッグホーンという手もあるけど、いすゞの新車を買おうと思ったら、もうトラック(ひょっとしてレッド)しかないんだよね。さみしい。
|
||
|
「前で」という言葉 さきほど宅急便のトラックが家の前に止まった。おにいさんが荷台のドアをあけ、大きな荷物を運んできた。仕事部屋が道路に面しているんで、外の様子がよくわかるのだ。ピンポンというチャイムの音。ドアを開けると、宅急便のおにいさんが立っていた。要冷蔵の荷物らしい。なんだろう。とにかくおいしいものに違いない。「ここにサイン、お願いします」と、おにいさん。伝票を見て、腹が立った。「これ、うちじゃない。前での家だぜ」と、隣家を指さした。 「前で」というのは長野の方言。単に前といえばいいのに、わざわざ「で」をつける。方言をまったく使わない人でも、この「前で」だけはよく使う。そのくらい有名な方言なのだが、ある意味ちっとも有名ではない。なぜなら、長野県人のほとんどは、「前で」を方言として認識していないからだ。長野のアナウンサーも時折使うとか。
|
||
|
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 NEW |
|