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 雨、風、雪に対する工夫  しぶき除け、妻垂れ、猫庇、冬だね




No.397 防風のための屋敷林。こういう風景は安曇野でもよく見られる。 駒ケ根市 81.10



No.398 原村は、八ケ岳から吹き降ろす風がとても強いところ。防風のための生け垣が立派だ。 諏訪郡原村室内 81.10



No.399 伊那谷も風が強い地域だ。このような生け垣が多い。 伊那市 81.10
 


No.340 原村の生け垣とよく似ている。生け垣は、防風のためだけではなく、防火にも有効だ。樹種は、イチイが多い。 伊那市西春近 85.10



No.341 高い石垣は、水害に備えたもの。この土口では、高さ2mを越す石垣も珍しくない。 更埴市土口 80.10



No.342 小沼は、過去に幾度も水害に見舞われたところ。石垣を高く築いて、水害に備えた。 中野市小沼 82.5
 
No.343 土蔵が石積みになっているのは、水害に備えてのため。 長野市小島田 79.5



No.344 伊那地方に見られる「しぶき除けの土蔵」。雨から外壁を守るために板でぐるりと囲う。土壁がほとんど見えない。板壁との空間は、物入れになっている。 駒ケ根市 81.10
 
No.345 妻側の壁に見られる「よろい張り」。「しぶき除け」のひとつだ。 上伊那郡飯島町 81.10



No.346 雨から漆喰壁を保護する「妻垂れ」。土蔵に多く見られる。 茅野市 84.7
 
No.347 土蔵につけられた「妻垂れ」。茅葺きの土蔵は、北信地方で見られる。 飯山市 85.10



No.348 上村の下栗は、急斜面に家がへばりついている。雨のしぶきが家にかかったり、小石が転がってくることもある。板()やトタンを立て掛けて、家を保護する。この板を猫庇(ねこびさし)と呼ぶらしい。 下伊那郡上村 81.10


No.349 猫庇(ねこびさし)。下伊那郡上村 85.10
 
No.350 斜面にへばりつく民家。 下伊那郡上村 93.5



No.351 流水を引き込んだ池に雪を投げ込んで融かす。この池を「冬だね」と呼ぶ。毎年冬の前にこのような池を庭にわざわざつくる場合もある。 飯山市三郷 83.2



No.353 家の北側。ガラス窓はなく、すべて障子戸。冬期は窓に板を落とし込む。 下水内郡栄村 81.10
No.354 積雪の高さに応じて、窓に板を落とし込む。 下水内郡栄村 81.10



No.355 豪雪地帯の中門造りには、大きな縁側はない。このKさん宅には、長さ1間の縁側があるが、冬期は板で閉鎖する。縁側に立て掛けてある板がそうだ。 飯山市西大滝 80.11



No.356 板ではなく、杉皮や檜皮で土壁を保護することもある。多雪地で見られるやり方。 下高井郡野沢温泉村 79.10
 
No.357 背後が傾斜地の場合は、茅の束を並べて外壁を雪から保護する。 北安曇郡白馬村 81.10


雨風雪への対処


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