池浦酒造(株) Ikeura Shuzo Co.,Ltd. 長岡市
創業は天保元年(1830)、四季おりおりの表情が美しい長岡市旧和島村。この地に良い水が湧出ることから酒造りが始まった。以来180余年、地元の良い米を用い、品質本位の丁寧な酒造りで、どっしりとしたうま味があるのに飲み飽きしにくい後味のキレのある酒を目指している。 酒名は、昭和の初期、先代隆右衛門氏が尊敬し交流を深めた長岡の事業家であり思想家の野本恭八郎先生の「互尊精神」に共鳴、また時の漢学者安岡正篤先生の助言を受け「和楽互尊」とした。「天上大風」「心月輪」は、当地が旧和島村で良寛様ゆかりの地であることから、良寛様自筆の書をラベルとしている。 今も昔と変わらぬ土蔵での酒造りを続け、見学の際はその高い煙突、太い梁など見ることができ、きき酒も可能。 同蔵の酒は、9割が地元で飲まれていて、昔からのファンが多い。
🔶池浦酒造の飲める店
池浦酒造 地図 ストリートビュー |
The brewery was established in 1830 in the former Wajima village of Nagaoka City. Sake brewing began due to the abundance of good water in the area. The location boasts beautiful seasonal scenery. During the early Showa period (1926-1989),Ryuemon's predecessor,Ryuemon,followed the advice of Kyohachiro Nomoto,a respected Nagaoka entrepreneur and thinker with whom he had close communication,and Masaatsu Yasuoka,a Chinese scholar, and named the sake 'Waraku Goson' which means 'harmony and mutual respect'. 新潟県の池浦酒造に関連するお店 (一口メモ)
普通酒1975年(昭和50)、日本酒造組合中央会の「清酒の表示に関する基準」で製造方法による表示区分が実施され、現在の特定名称酒にあたる、吟醸酒や純米酒、本醸造酒などの呼称が定着した。普通酒は、特定名称の酒として区分されない日本酒で、日本酒に級別があった時代の「一級酒」「二級酒」にあたる。日本酒に多様化が求められる中、基準にとらわれず、各蔵独自に「上撰」「佳撰」などランク付けしている。 |