頚城酒造(株) Kubiki Shuzo Co.,Tdl. 上越市



酒造業の創業は1697年(元禄10)、5代八木善六朗が10石2斗を醸造したのが始まりと言い伝えられている。1936年(昭和11)に、小松酒造と八木酒造の二つが合併し、上越を代表する酒を醸そうと現在の蔵名に変更。吉川区から移動し、現在蔵のある柿崎区で酒を醸すようになった。
「柿崎は日本三大薬師のひとつ霊峰、米山の麓にあり、海と山に囲まれた自然豊かな地。越後杜氏の中でも有名な頚城杜氏の故郷として知られ、多くの名杜氏を輩出している酒造りの里です。」
良質な米、良質な水、そして洗練された技術。この3つの要素が全て高い水準で揃っている上越市柿崎にある小さな酒蔵。当蔵酒造りの原料米は、大吟醸に使用する兵庫県産山田錦以外は全て新潟県産米を使用している。
また、仕込みは昔ながらの30石タンクで行われており、一本の仕込みは全て総米2t以下での仕込みとなる。
大きな仕込みをしないことで、一本一本丁寧な仕込みができるよう心がけている。同蔵が醸す酒の7割近くは県外へ出荷。県内分のほとんどは地元で消費されている。
ほのかな香りを持ち、しっかりとしたうま味、後味のキレが良い酒が特徴。食中酒として、食事を食べる、一杯飲む、そして次の一口をまた美味しく食べることができる、そのような酒を目指している。

柿崎の魅力を発信する一環として「柿崎名水農醸プロジェクト」が2012年に発足。「柿崎を食べる会」と協働し、柿崎の土壌、水、育てた酒米を使った『和希水』という商品が生まれた。







本書では、改めて知りたい新潟の美味い酒を特集で取り上げている。 質の高い米と水で造り上げられた新潟の地酒。その中でも地元酒販店がおすすめする地酒の一つとして「八恵久比岐 風 純米吟醸」が紹介された。
できることをすべてやり尽した、蔵元渾身の酒。米本来の旨みが感じられ、後口はキレのある辛口、味わいはそよぐ風のような優しさ。
本気で旨い日本酒 (洋泉社MOOK) ムック – 2017/1/18


🔶頚城酒造の飲める店


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In 1936 (Showa 11),two breweries merged and the name was changed to the current name in order to brew Joetsu's representative sake,and the brewery moved from Yoshikawa Ward and began brewing sake in Kakizaki Ward,where the brewery is currently located. By not making large preparations,they are careful to make each bottle one at a time.

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(一口メモ)

日本酒風呂

アルコールにはアデノシンという物質が含まれて、血管の拡張を促し血流をよくする働きがある。日本酒風呂に入ると血流促進効果が期待できる。また日本酒には、メラニンの生成を抑えるコウジ酸や、肌の角質層の構成要素であり保湿を維持する20種類以上の必須アミノ酸などが豊富に含まれているため、日本酒風呂に入ると美白や美肌効果があるという。お風呂に入れる日本酒は、純米酒がよい。純米酒には美肌効果のある必須アミノ酸の量が他よりも多く含まれている傾向がある。入れる量は、好みにもよるがコップ1~2杯(200ml程度)を目安とする。