中川酒造(株) Nakagawa Shuzo Co.,Ltd. 長岡市



1888年(明治21)創業、西山連峰のふもとにある中川酒造は、白い雁が飛来する土地柄で、命名の由来になったという。
長岡は今も新潟県最多の酒蔵数を誇る土地柄だが、中でも当地脇野町には多くの酒蔵があったが、酒造りにあった適度な軟水が、この地域に豊富にあったことの証であろう。
蔵の裏手に位置する西山連峰から流れる地下10mから汲み上げられる柔らかな井戸水を仕込み水に使っている。
ここはかつて天領地であり、献上米を作っていたという土地柄。良質な新潟県産米を中心に自社精米で高精白した米を使って美酒造りに励んでいる。
優雅で繊細な味と香りの大吟醸。華やかな香りと端麗な味の純米大吟醸。柔らかくきれいな本醸造…。どの酒に使う酒米も、そこまでしなくてもと思うほど削りに削る。
「新潟に誇れる酒あり越乃白雁」をモットーに全員一丸となって良酒造りに努めている。






🔶中川酒造の飲める店


中川酒造  地図 ストリートビュー













Founded in 1888 (Meiji 21),the brewery is located at the foot of the Nishiyama mountain range and uses soft well water pumped from 10 meters underground that flows from the Nishiyama mountain range behind the brewery.

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(一口メモ)

高精白

酒米はより清酒の品質を高めるため、表面だけでなくタンパク質などの雑味の原因物質を多く含む米粒の外側まで削り落とす。多くの場合、精白度が高いほど清酒の品質が向上する。新潟清酒は全国平均に比して高い数値となっている。
吟醸酒で精白度40%以上、大吟醸酒で50%以上。吟醸酒以上になると米が砕けやすいので、時間をかけて精米する。60%以上の大吟醸用の高精白には精米が70時間以上に及ぶという。