お福酒造(株) Ofuku Shuzo Co.,Ltd. 長岡市



酒造の創業は明治30年(1897)、創始者の岸五郎は初めて酒母製造に乳酸を添加応用し、これが腐造を防ぐ醸造界の大発明といわれた。これは後に酒造りの基本となっている「速醸もと」として全国の酒蔵で使用される様になった。現在では全国のほとんどの蔵元で採用されているという速醸もとを日本で初めて酒造りに採り入れた。
あえて端麗辛口にこだわらず、うまい酒を造り続けてきた。「うま味の乗った芳醇な味を貫くことが蔵の基本であり、飲むほどに幸福感の味わえる酒、存在感のある酒を追求している」。
仕込み水は、東山山麓の湧水は、うまみを十分に引き出してくれる。
醸造法としては、コスト度外視の酒造法ではありますが、濾過を最小限にし、蔵癖を出し、個性のある酒造りを目指しているからこそ、お福酒造では一貫して、「速醸もと」を使用している。
なぜなら、創業者岸五郎が、明治の時代、全身全霊を傾注し、酒質の向上とともに、蔵の安全性を目指して研究した酒造法であり、そこには、一子相伝の技術があるからだ。
お福酒造は「新潟の酒」でなく、「長岡の地酒」であり続けることを選んだのだ。

☯2020年1月、meet&meetとTISSUE Inc.が、地酒が造られた土地の風土や歴史など、さまざまな物語を感じながら楽しめる短編小説付きの日本酒「ほろよい文庫」を創刊した。第1弾の小説は、新潟の酒どころ長岡を舞台とし、女性の生き方や地方出身者の日常をリアルに描いた。「お福酒造」が厳選した純米吟醸酒で、内容量は720ミリリットルで、一杯目の男性瓶と、二杯目の女性瓶がセットとして発売された。
☯2022年11月、東京都内の商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」に直営店「福の蔵 by お福酒造」恵比寿店を開業した。※地図 ※ストリートビュー







お福酒造    地図 ストリートビュー


🔶お福正宗の飲める店

越後 うさぎ茶屋 (新潟古町)

西堀亭(新潟古町)

居酒屋 五代目 鮟次郎 万代 (新潟駅前)

日本酒スローフード にいがた 方舟 はこぶね (新潟駅前)










お福酒造 (新潟県)







お福酒造の検索結果




新潟県のお福酒造に関連するお店  


(一口メモ)

速醸 ( もと )

乳酸を添加してアルコール発酵を促す製造方。醸造用乳酸を添加すると、酸性度が高まることで有害な雑菌の繁殖を抑えられる。酵母菌は酸性度が高い環境でも増殖可能なため、安全にアルコール発酵できる。また気温などの外部環境の影響を大きく受けることなく、一定の品質の酒母を造れる。現在、清酒の大半はこの速醸系酒母で造られている。