吉乃川株式会社 Yoshinogawa Co.,Ltd. 長岡市



創業は1548年(天文17)と古く、蔵元は上杉氏のゆかり。460年もの間酒造りを行ってきた老舗。
吉乃川では、昔ながらの越後の寒造り。雪がフィルタ-となって、空気をきれいにし、蔵は天然の冷蔵庫となる。
仕込み水は、蔵元敷地内から汲み上げられる軟水「天下甘露泉」。柔らかく、きれいな飲み口のその水は、母なる大河信濃川の伏流水と東山からしみ込んだ雪解け水が絶妙に融合した地下水。この、水の特性が吉乃川の酒質に生かされている。
代々受け継がれてきた、常人ならぬ吉乃川の蔵人衆の伝承の技と最新技術を生かした品質管理が、造られた原酒を飲めば素人目にも頷ける。吉乃川のモットーは、機械化はしても自動化はしない。キチンと伝統の技を守りながら進化もしてゆくだ。
吉乃川蔵元の敷地内に、「酒造資料館 瓢亭(ひさごてい)」があり、公開されている。

☯2019年10月5日、敷地内にある国登録有形文化財の倉庫「常倉(じょうぐら)」が、「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵』」としてオープンした。
☯2020年4月、摂田屋クラフト「ペールエール」と「ヴァイツェン」の2つの味で、クラフトビール市場に本格参入した。


🌌雪中貯蔵
季節限定の「雪中貯蔵」は、雪国である新潟ならではの「雪室」で熟成させた日本酒。雪室の安定した低温と高湿度の環境でじっくりと寝かせることで、なめらかでまろやかな口当たりと、米の豊かな旨みが引き出されている。







🔶吉乃川の飲める店

居酒屋 月ひかり (新潟古町)

旬食酒好Yuu(新潟駅南口)

御米の郷 長岡駅前店 (長岡駅)


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(一口メモ)

寒造り

延宝1年(1673)、徳川幕府は酒造統制の一環として寒造り以外の醸造を禁止するに至り、寒造りが醸造法の主流となっていった。
酒造りは冬に限られた仕事となり、冬季だけの労務が必要となる。冬季が農閑期に当たる農民は出稼ぎとして冬場だけ杜氏を請け負うようになった。
やがて各地にそれぞれ地域的な特徴を持った杜氏の職人集団が生成されていった。丹波杜氏・南部杜氏・越後杜氏など独自に発展し、チームワークが必要な酒造りに、集団で移動し赴いた。明治時代に新潟県から杜氏として出稼ぎに出向いたのは2万を超えたといわれている。












日本酒好きの料理ノート

日本酒好きの料理ノート

  • 作者:勝身利子
  • 出版社:晶文社
  • 発売日: 1996年03月20日頃