羽茂まつり Hamochi Festival 佐渡市
草苅神社と菅原神社の例祭。県無形文化財「太神楽つぶろさし」「鬼舞つぶろさし」が町内いたる所で舞い踊ります。鬼太鼓や神輿が繰り出し、大獅子3匹も迫力ある姿で町を練り歩きます。 また、子供たちや学生による「鼓笛隊」「おけさ流し」も登場して、地区をあげて祭りを盛り上げます。夜には、草苅神社の能舞台で奉納薪能が行われます。 文禄期(1592〜1595)頃に藤七(榊原)という人物が京都の祇園祭で習得して持ち帰ったものが「羽茂村山の鬼舞つぶろさし」の起源といわれる。 「つぶろ」はこの地の方言で男根する。もとは夕顔などの中をくり抜き種子を入れたものを「つぶろ」といった。京都からこれを持ち帰った羽茂本間氏の使者が、城中の神社に一粒万倍を祈願し奉納したと伝わる。 派手な着物にお面を被った舞人「つぶろさし」(男)が、木の棒を股間にあて、乱舞する。「つぶろさし」とおかめ風の面をつけた美人役の「ささらすり」が絡みあう。五穀豊穣を願って奉納される。 「鬼舞つぶろさし」は、1977年3月31日、県指定無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。
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羽茂まつり
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草薙神社 本郷地区