雪が降っている。しかもいい感じな粉雪だ。嬉しくてつい、暗い中、外で雪が降ってくるのを見上げて眺めていた。家族には思いっきり馬鹿にされたけど、軽い雪が降ってるの見るのって面白いよね。(あの程度なら、というのもあるけど。)

 私はそれなりに雪が降る所で育ったから、東京の冬は物足りない。いくら寒くても雪がないと冬になった気がしないのだ。昔、雪かきなんか手伝わされて苦労したのも、する必要すら無くなると懐かしい物だ。積もった雪の中を歩くのが大変で車に気を付けながら轍の中歩くor半スケート状態で小学校とか通ったり…。でも大変な反面、150cmとかある身の丈雪だるま作ったり、雪合戦したり、でっかいつらら探したり、とそれはそれで結構面白いものはあったもんだ。
 こっちじゃ雪だるますら満足に作れないもんなぁ。無い物ねだりなのはわかってるんだけれど、なんだかつまらない。
雪で苦労している地域の方々には怒られそうな感性だな。

 雪(その中でも軽い粉雪は特に)って不思議な降り方をするから見てて飽きない。どこからか湧いて出てくるみたいに見えるのも、風がない時のふわふわした全然揃ってない動きも。ひとひらずつが生きている様にも、全部含めて1つの巨大な生き物って風にも思える辺りも不思議。
 夜の色の中、白さが際だつその不思議なものの降る様を見上げているのも、たまにはいいと思いませんか?