大宮以南で線路を共用したり併走したりする、宇都宮(東北)線・京浜東北線・埼京線などを走る車両です。
このページでは、その中から普通・快速列車用の車両について解説しています。
※優等列車用の車両についてはこちらをご覧ください。
![]() 115系電車 大宮駅で撮影(2003. 5.)★ |
115系電車の詳細についてはこちらをご覧ください。
![]() 埼京線の205系電車 行先表示機がLED化されている 大宮駅で撮影(2002.12.)★ |
205系電車は1985年(昭和60年)に登場した車両です。
車体は国鉄(当時)では試作車や特殊車両を除くと初めての本格的な採用例となる軽量ステンレス製で、塗装を省略した代わりに塩化ビニール製の粘着テープの帯を貼り付け、窓回りをつや消し仕上げとしています。先頭部は周囲をFRP(強化プラスチック)で縁取ったいわゆる額縁スタイルとよばれるデザインで、黒い部分はアルミニウム板に化学処理を施したものです。車内はロングシートです。
制御方式は国鉄〜JRでは初めての採用例となる界磁添加励磁制御、ブレーキは空気ブレーキと電力回生ブレーキの併用で、これらは高崎線などで使用されている211系電車をはじめとした国鉄末期〜JR初期の多くの電車にも採用されています。
最高速度は100km/hです。
高崎線の列車からでは、大宮駅や赤羽駅などで埼京線の列車に使用されているのを見ることができます。
埼京線を走る205系電車は全て川越車両センター所属の車両で、全ての車両が10両編成で使用されています。
現在山手線から転用されてきた6扉車の組み込みを進めており、車両数の関係で全編成への組み込みは無理なものの、所属している32編成中26編成に組み込まれる予定です。
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●川越車両センター所属車両 (川越線〜埼京線〜りんかい線直通)
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205系電車は埼京線以外にも武蔵野線・京葉線・川越線〜八高線など首都圏の各路線で使用されています。
なお、205系電車は当初は山手線に投入された車両ですが、山手線の車両は2005年(平成17年)4月限りで運用がなくなって、全て他路線に転用されています。
![]() 山手線の205系電車 現在では全て他路線に転用されてしまった 上野駅で撮影(2000. 9.)★ |
![]() 武蔵野線の205系電車 武蔵野線や京葉線などには 前面形状が異なる車両も在籍 武蔵浦和駅で撮影(2004. 1.)★ |
![]() 川越線〜八高線に転用された205系電車 この車両は転用時に先頭車が不足したため 中間車に運転台を取り付けた車両 高麗川駅で撮影(2004. 6.)★ |
![]() 209系電車 北浦和駅で撮影(2004. 7.)★ |
![]() 幅広の500番台車 北浦和駅で撮影(2006. 3.)★ |
209系電車は1992年(平成4年)(量産車は1993年(平成5年))に登場した車両で、これまでの鉄道車両の設計思想を大幅に転換し、「重量半分」(編成全体の重量を従来車両よりも半減)・「コスト半分」(製造ラインのオートメーション化と大量生産効果によって一定数以上の生産時に価格を半減)・「寿命半分」(従来の車両の寿命の半分以下の13年で廃車しても経営に影響を与えない)を目標に設計がおこなわれた車両です。もっとも、「寿命半分」の真意が誤解されていたり、素人目に見ても従来の車両より安普請に見えたりすることから、使い捨てカメラの名前をもじって「走ルンです」などと呼ばれることもあるようですが・・・(苦笑)。
車体は軽量ステンレス製で、車体の強度計算の精度の向上によって、それまでのステンレス製車両では必ず見られたコルゲートまたはビードと呼ばれる車体側面の補強用のひだがなくなったのが特徴です。前面は無塗装のFRP(強化プラスチック)製となっています。車内はロングシートで、清掃ロボットによる床面の自動清掃を考慮して脚台がない片持ち式の座席が採用されています。
制御方式はVVVFインバータ制御で、JR東日本ではこの形式ではじめて本格的に採用されたものです。ブレーキは空気ブレーキと電力回生ブレーキを併用し、モーターつき車両では停止寸前まで電力回生ブレーキを使用するほか、空気ブレーキの遅れ込め制御も併用しています。
最高速度は110km/hです。
高崎線の列車からでは、大宮以南で併走する京浜東北線の列車に使用されているのを見ることができます。
京浜東北線では1992年(平成4年)に浦和電車区(現浦和車両センター)に209系電車の試作車が投入されて以来209系電車の投入が進められ、現在では全ての車両が浦和車両センター所属の209系電車で統一されています。
編成は全て10両編成で、3編成ある試作編成(900番台車・910番台車・920番台車)と2000年(平成12年)に中央・総武緩行線から転用されてきた幅広車500番台以外には6扉車(サハ208)が組み込まれています。
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●浦和電車区所属車両 (京浜東北線)
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209系電車は京浜東北線以外では総武緩行線・川越線〜八高線・常磐緩行線などで使用されています。
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70-000系電車(「ななまん系」と読みます)は1996年(平成8年)に登場した車両で、埼京線の相互乗り入れ先である第三セクターの東京臨海高速鉄道(りんかい線)の車両です。
JRの209系電車をベースに設計されたため、車体・制御方式・ブレーキ方式などはいずれも209系電車と同じで、内外装も非常に似通っています。
最高速度は110km/hです。
高崎線の列車からでは、大宮駅や赤羽駅などで埼京線に乗り入れてくる列車に使用されているのを見ることができます。これは2002年(平成14年)の埼京線とりんかい線の相互直通運転の開始に伴い埼京線の列車として川越まで乗り入れてくるようになったものです。また、これ以外に大崎〜新木場の自社線内折返し運転にも使用されています。
相互直通運転の開始当初は自社線内折返し運転専用の6両編成を所有していましたが、2004年(平成16年)10月のダイヤ改正に合わせて編成変更を実施して、現在は全編成が10両編成となっています。なお、6扉車は連結されていません。
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●東京臨海高速鉄道所属車両 (りんかい線〜埼京線〜川越線直通)
※実際の車両の番号は、第1編成が70-010〜019、第2編成が70-020〜029、・・・となります。
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