■■■ おことわり ■■■
このページの解説は車両形式と車体表記の基礎的な点について解説したものです。
厳密には異なる部分や例外もありますので、あらかじめご了承ください。
JRの在来線の電車・気動車・客車の場合、車両の形式はカタカナと数字の組み合わせで、以下のように規定されています(旧型車両及び機関車・貨車を中心に、このページの解説とは異なる付番基準が使用されている車両もあります)。
第1位のカタカナ
第2位のカタカナ
100の位の数字
10の位の数字
1の位の数字
製造された順に付番される ハイフンまたはスペース以降
製造番号(1から付番) そのほか
JR東日本のE351系以降の新形式は、カタカナと数字の間に「E」をつける(例:クハE231) |
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以上の基準により、例えば以下のような分類が可能となります。
| クハ185 | → 185系電車 | 運転台つき・モーターなしの普通車 |
| モハE230 | → E231系電車 | 運転台なし・モーターつきの普通車 |
| キハ40 | → 40系気動車 | 両運転台・小出力ディーゼルエンジン1台つきの普通車 |
| オロハネ24 | → 24系客車 | 重量32.5〜37.5トンのA寝台・B寝台の合造車 |
もっとも、実際には上記の原則だけでは区別がつかない場合も多々あります。
興味がある方は鉄道趣味誌を参照するなどして研究してみてください。
JRの電車・気動車・客車の場合、車体には必ず形式名及び車両の所属・重量・検査時期などの表記がなされています。
![]() 車外の表記(211系電車) 籠原駅で撮影(2001. 9.) |
形式の表記は、通常は外側の車体側面中央下部と車内の車端部上方になされています。
車外のものは、国鉄時代は原則として、特急型車両は金属板を切り出してメッキ処理したものを貼り付け、それ以外の車両はペンキで書いていましたが、最近ではインスタントレタリングのような転写シールを使用しています。
車内のものは以前はプラスチック製のプレートに表記を彫り込んだものを使用していましたが、209系電車以降の車両ではコストダウンや盗難防止(悪質なマニアはこんなものでも盗んでいくらしい)などのためシール貼りとなっています。
![]() 車内は連結面上部に表記がある 211系電車ではプラスチックのプレート 籠原駅で撮影(2001. 9.) |
![]() E231系電車の車内の表記はシール貼り 籠原駅で撮影(2001. 9.) |
所属の表記は「宮ヤマ」(宮=JR東日本大宮支社、ヤマ=小山車両センター)・「高シマ」(高=JR東日本高崎支社、シマ=新前橋電車区(現高崎車両センター))といった具合に、漢字1文字とカタカナ2文字の略号での表記がなされています。
通常は下の写真の通り通常は車体に向かって側面左下隅になされていますが、特急型車両(新幹線を含む)の場合は車体のデザインを損ねないよう連結面に表記があります。
![]() 通常の所属表記はこの位置(211系電車) 上野駅で撮影(2001. 9.) |
![]() 特急型車両は連結面にある(185系電車) 上野駅で撮影(2000. 9.) |
車両の重量や検査時期などの表記は、右上の写真にある通り車両の連結面になされています。
また、車両の連結面には保有している会社と車両メーカーの銘板も取り付けられています(右上の写真とは反対側に取り付けられている)。