主に高崎駅で見ることができる車両です。
![]() 高崎地区の115系電車 新前橋駅で撮影(2005. 6.)★ |
![]() 「むさしの号」の115系電車 大宮駅で撮影(2003. 5.)★ |
115系電車は1963年(昭和38年)に登場した車両で、山岳路線及び寒冷地路線用の普通列車用として開発された車両です。
車体は普通鋼製で、車内はセミクロスシートです。
制御方式は抵抗制御です。ブレーキ方式は空気ブレーキと発電ブレーキの併用で、長い下り勾配区間で発電ブレーキを長時間連続使用することを考慮して、制御装置を搭載しているモハ115形とクモハ115形の床下には大容量の抵抗器と放熱用のブロワー(送風機)を備えています。
115系電車は上越線など降雪地帯での運用を前提としていたため、製造当初から半自動ドアなど寒冷地向けの対策が施されていますが、1973年(昭和48年)以降に製造された車両は当初から冷房装置を搭載したことから番台区分が分けられて300番台車となり、1977年(昭和52年)以降に製造された車両は豪雪時にも車両故障を起こさないよう豪雪地帯向けの対策が追加された1000番台車となっています。
最高速度は100km/hです。
高崎線の列車からでは、高崎以北で運用されている高崎車両センター所属の車両と、大宮駅に発着する快速「むさしの号」などに運用されている豊田車両センター所属の車両を見ることができます。
高崎線では1963年(昭和38年)に宇都宮機関区(栃木県・現宇都宮運転所)に配置された車両が高崎線で運用され始めたのが最初で、以来E231系電車によって置き換えが進むまで高崎線・宇都宮(東北)線の主力車両として使用されましたが、高崎線では2001年(平成13年)11月限りで、宇都宮線でも2004年(平成16年)10月のダイヤ改正で、定期列車での運用はなくなっています。
高崎車両センター所属の車両は全て豪雪地帯向けの装備を備えた1000番台車で、3両編成と4両編成が在籍し、これらの単独あるいは複数を組み合わせた3〜8両編成で上越線・吾妻線・信越線・両毛線の高崎〜水上・大前・横川・小山などの列車に使用されています。なお、高崎車両センター所属の車両の一部は床下機器の一部や内装を新しいものに交換したいわゆるリニューアル車となっています。
また、豊田車両センターの車両は300番台車で、八王子・府中本町〜大宮(武蔵野線経由)の快速「むさしの号」に使用されています。
|
●高崎車両センター所属車両 (上越線・信越線・両毛線・吾妻線)
※高崎寄りの先頭車(クハ115)にはトイレ(和式)があります。
※上記を組み合わせた3〜8両編成で運転されます。 |
||||||||||||||||||||||||||
|
●豊田電車区所属車両 (中央東線・武蔵野線など)
|
||||||||||||||||||||||||||
115系電車は高崎地区以外では長野・新潟地区や岡山・広島地区などで使用されています。
![]() この車両は戸袋窓がある初期型 高崎駅で撮影(2000.10.)★ |
![]() こちらは戸袋窓がない後期型 高崎駅で撮影(2000.10.)★ |
107系電車は1988年(昭和63年)に登場した車両です。
車体は普通鋼製で、車内はロングシートです。
製造コストを低減するため台車・モーター・床下機器・クーラー・パンタグラフなど、多くの機器を廃車になった165系電車から流用しているのが特徴で、制御装置やブレーキ方式も165系電車と同じ抵抗制御・空気ブレーキと発電ブレーキの併用となっています。
なお、高崎地区の車両は当初はセミクロスシートを前提とした窓割りとなっていましたが、番台区分は分けられていないものの、途中からロングシートを前提とした窓割りに変更されています。
最高速度は100km/hです。
高崎線の列車からでは高崎以北で使用されている高崎車両センター所属の車両を見ることができます。
高崎地区では当時普通列車に使用されていた165系電車の置き換え用として1988年(昭和53年)から新前橋電車区(当時・現高崎車両センター)に配置され、以来115系電車とともに高崎以北の各路線の普通列車の主力として運用されています。
高崎車両センター所属の車両は全て2両編成で、2両編成あるいはこれを複数組み合わせた4〜6両編成で上越線・吾妻線・信越線・両毛線の高崎〜水上・大前・横川・小山などの列車に使用されています。
|
●高崎車両センター所属車両 (上越線・信越線・両毛線・吾妻線)
|
107系電車は高崎地区以外に宇都宮〜日光を結ぶ日光線でも使用されています。
![]() 高崎駅で撮影(2000.10.)★ |
110系気動車は1988年(昭和63年)に登場したJR東日本の標準型気動車(ディーゼルカー)です。
車体は普通鋼製で、路線バスのように車内で運賃を収受するワンマン運転を前提とした設計となっています。車内はセミクロスシートです。
加速時の変速は変速1段・直結2段のオートマチックで、ブレーキは電気指令式の空気ブレーキを使用します。
初期に製造された0・100番台車はホームのかさ上げを実施することを前提にドアステップなし・スイング式のプラグドア装備で登場しましたが、後期に製造された車両はホームのかさ上げを回避するためドアステップつき・通常の引き戸装備の200番台車に移行しています。
最高速度は100km/hです。
高崎線の列車からでは八高線で運用されている高崎車両センター所属の車両を見ることができます。
高崎車両センター所属の車両は全て200番台車で、八高線の高麗川〜高崎で使用されています。両運転台のキハ110形と片運転台のキハ111形・キハ112形があり、これらを組み合わせた2〜5両編成で運用されています。また、2両編成の列車ではワンマン運転も実施されています。
|
●高崎車両センター所属車両 (八高線)
|
キハ110系気動車は、八高線以外でも小海線・飯山線・水郡線・磐越西線など、関東甲信越地区の非電化路線の多くで使用されています。
また、外観がキハ110系と同様で車体長が3mほど短いキハ100系もあり、こちらは北上線・釜石線・大湊線など、東北地方の非電化路線で使用されています。