自動改札機など

在来線用自動改札機

首都圏のJR線の各駅では1990年(平成2年)から自動改札機の本格的な導入が始められ、高崎線内の各駅でも1992年(平成4年)から2005年(平成17年)にかけて設置が進められて、現在では高崎線内では全ての駅に自動改札機が設置されています。

通常型自動改札機

自動改札機(1)
1990年からの首都圏での自動改札機の
本格導入開始に伴って登場したタイプ
現在ではほとんど使用されていない
籠原駅で撮影(2001.11.)★
自動改札機(2)
2001年頃から登場したタイプ
改札機上部のバーがなくなった
バーレスタイプと呼ばれるもの
高崎駅で撮影(2001.11.)★
自動改札機(3)
2005年頃から登場したタイプ
通路を通る人を検知するセンサーの
窓の形状が異なる
籠原駅で撮影(2006. 4.)★

在来線用の自動改札機です。現在使用されている自動改札機の場合、1分間に50〜60人分の処理が可能です。

自動改札機を通過可能なきっぷ(裏面が黒いきっぷ)は、裏面の黒い部分に自動改札機の通過に必要な各種の情報(乗車駅・乗車時刻・きっぷの有効区間など)が磁気で記録されており、自動改札機では内部の磁気ヘッドで必要な情報を追記したり読み取ったりすることで処理をおこなっています。
きっぷは上下・左右・表裏関係なくどの向きで入れてもきちんと処理されて出てくるほか、バーレスタイプの自動改札機ではきっぷの裏面を上にして改札機に入れると内部で反転されて表が上になって出てきます。ただし、高崎線の各駅にある在来線用の自動改札機の場合、1度に投入することができるきっぷは1枚だけで、同時に2枚以上投入するとエラーとなって扉が閉まります。
なお、自動改札機を子供のきっぷで通過した場合は、自動改札機上部に取り付けられている白色のランプが点灯して駅員が区別できるようになっています。

リーダーライタ部(1)
改札機のSuicaリーダーライタ部
これは初期のもの
深谷駅で撮影(2006. 4.)★
リーダーライタ部(2)
改札機のSuicaリーダーライタ部
これは現行のもの
大宮駅で撮影(2006. 2.)★

Suicaの場合はカード(モバイルSuicaの場合は携帯電話、以下同じ)に内蔵されているICチップ(フラッシュメモリー)に自動改札機の通過に必要な各種の情報が記録されており、自動改札機との間は無線で通信することで処理をおこなっています。
自動改札機側はリーダーライター(表面の「Suicaをふれてください」と書いてある部分)の中央部から半径約10cmの半球状の範囲に微弱な電波を発射しており、この範囲内にカードがあることを検知すると通信をおこなう仕組みになっています。また、カード側はこの電波を受けることでカード内で電磁誘導による発電をおこなって電源を確保して(携帯電話用の着信すると光るアンテナやストラップ等と同じ原理)通信をおこないます。ただし、リーダーライター上でカードを静止させないと通信が安定せず処理に失敗するケースが多いため、JRではSuicaを利用する際はリーダーライター部に触れるよう案内しています。
なお、首都圏のJR線の在来線用の自動改札機では2枚のSuicaを同時に使用することができませんが、これは2枚のSuicaを同時に利用しようとした場合にどちらのカードを使用するのかを自動改札機側で判断できないためです。
また、リーダーライタ部が青い自動改札機は2006年(平成18年)10月から開始されたSuicaのオートチャージに対応したもので、首都圏では2007年(平成19年)3月までにこのタイプに統一されています。

Suica専用自動改札機

Suica専用自動改札機
Suica専用自動改札機
深谷駅で撮影(2006. 4.)★

最近ではSuica定期券が普及したことから、磁気ヘッド部の使用を停止してSuica専用とした自動改札機も登場しています。

Suica専用自動改札機(簡易型)

Suica専用簡易改札機(1)
これは入場専用機
北藤岡駅で撮影(2003. 8.)★
Suica専用簡易改札機(2)
こちらは出場専用機
北藤岡駅で撮影(2003. 8.)★

北藤岡駅など、Suica利用可能範囲内で通常の自動改札機が設置されていない駅では、Suicaのリーダーライターだけが取り付けられた簡易型の自動改札機が設置されています。

新幹線用自動改札機

新幹線用自動改札機
導入時に設置されたタイプ
本庄早稲田駅で撮影(2004. 3.)★
新幹線用自動改札機
2007年から設置されたタイプ
熊谷駅で撮影(2008. 1.)★

新幹線用の自動改札機です。乗車券・特急券などを同時に最大4枚まで投入することが可能で、1分間に20〜40人分(投入枚数により異なる)の処理が可能です。
当初はSuicaには対応していませんでしたが、現在は東京〜高崎を含むいくつかの区間ではSuica定期券に限って利用できるよう改良されています。
また、2008年(平成20年)3月からのモバイルSuica特急券のサービスに対応するため、2007年(平成19年)の年末頃から新型機への交換が進められています。