標識・表示・合図類(2)

主に車掌が使用する標識・表示・合図類です。

出発反応標識(レピーター)

出発反応標識
高崎駅で撮影(2008. 7.)★

出発反応標識(レピーター)は、前方の信号が停止現示(赤信号)以外の時に点灯する標識灯です。
車掌の乗車位置から出発信号機が見えない(見づらい)駅には、必ず車掌の乗車位置から(ホームに駅員がいる場合は駅員の立つ位置からも)見えるように設置されていて、車掌や駅員が赤信号の時に誤って出発合図を出すことがないようになっています。以前は白色灯でしたが、最近では玉切れを防ぐために写真のようなLEDのものが主流となっています。

出発指示合図器・客扱い終了合図器

出発指示合図器
出発指示表示器
上野駅で撮影(2008. 1.)
(クリックすると動画を再生)
客扱終了合図器
客扱い終了表示器
赤羽駅で撮影(2005.12.)
(クリックすると動画を再生)

駅員が発車ベル・メロディを鳴らす駅の場合、ベル・メロディを鳴らし終わったあとにドアを閉めるタイミングを車掌に知らせるために使用されるのが、出発指示合図器及び客扱い終了合図器です。
駅員がスイッチを押すとベルやブザーとともに白色灯またはLEDが点灯するようになっており、車掌はこの合図を受けてドアを閉めるようになっています。なお、出発指示合図器と客扱い終了合図器は見た目や動作などは同一ですが、駅員と車掌の責任分界点が異なるため名称が分けられており、首都圏では識別のために前者には「指示」・後者には「客終」という標識が取り付けられています。
上野駅・大宮駅などで発車ベル・メロディが止まったあと編成後方で短いベルやブザーが鳴るのは、この客扱い終了合図器または出発指示合図器が動作しているためです。

※ここではブザーを使用する出発指示合図器とベルを使用する客扱い終了合図器を例として取り上げていますが、ベルを使用する出発指示合図器やブザーを使用する客扱い終了合図器も存在します。

列車停止位置確認表示・列車停止位置限界表示

列車停車位置確認標
列車停止位置確認表示
北本駅で撮影(2007.11.)★
ホーム先端確認標
列車停止位置限界表示
北本駅で撮影(2007.11.)★

列車が正しい位置に停車したかどうかを車掌が確認するための表示です。
先頭車が列車停止位置目標で正しく停車した場合、車掌が乗務している列車の最後部は列車停止位置確認表示の位置に停車するようになっています。
また、仮に列車が正しい位置で停車できずにオーバーランした場合、最後尾の運転台が列車停止位置限界表示の位置を通り過ぎていなければ先頭車はホームにかかっているのでそのままドアを開けることができますが、通り過ぎてしまった場合は列車を後退させるかその駅での乗降をあきらめて次の駅へ向かうことになります。

写真のものはいずれも15両編成の列車に対するものです。


標識・表示・合図類(1)標識・表示・合図類(3)もご覧ください。