
(Photo:洗濯ロープさえ、なぜか可愛く見えてしまう)
文字の色: Pink…地名。 Green…観光スポット。 Yellow…名物、名産品。<11月25日>
何度も目が覚めて、結局3時くらいから眠れなくなってしまい、あきらめて本を読んでいてそのまま朝になってしまった。今日はオーベール・シュル・オワーズへ。今日も平川さんが同行してくれて、バスの中でガイドのように話をしてくれる。ガイドのようにといっても、「右に見えますのは」というのじゃなくて全部絵の話。それもかなり高度な話題。面白かったんだけど、寝不足とバスの揺れで途中うとうとして、聞き逃してしまった部分(「マルモッタンに印象派の絵がある理由」とか)があり残念。
パリの中心地を離れてすぐは、近代的なビルや工場のような建物が見えるところを走っていたが、少し眠ってから目覚めたら、窓の外はすっかり郊外っぽい景色になっていた。小さな庭やベランダに日向ぼっこ用のいすが置いてあるような、かわいらしい家。パリとは違う、のんびりした雰囲気で、またもや見るもの見るものがみんなステキ!という状況。
まず最初に見たのは、坂道を少しのぼったところにある教会。昨日オルセーで見たゴッホの「オーベール村の教会」の教会。教会の屋根の三角形と、教会の前の二股の道が作る逆さまの三角形。そして、人物を左右どちらの道に配置するかということ、すべてがしっかりと計算された構図であるということ、、、。この絵に対する解説は、とりわけ印象的だった。
そして目の前に、その教会があった。100年もたっているというのに、あの絵と同じ。感激もひとしおで、皆、しばらくは言葉もない、という感じで教会を見上げていた。そこからもう少し上っていくと、急に視界が開け、一面の麦畑。そう、ここもゴッホが描いた、あの麦畑なのだ。今、畑は5cm位の緑色の麦で埋め尽くされている。右も左も一面の畑。その奥に墓地があり、ゴッホと弟のテオが仲良く眠っている。
ゴッホは生きているうちに絵がたった一枚しか売れなかったという。
そして37歳で自ら命を絶った。
* * * その後、ゴッホのアトリエだったところ(中には入らず)、ゴッホ公園(銅像が立っているだけ)、オーワーズ城などを見た後、昼食。量が多いので、前菜もメインも半分くらい残したくせに、デザートのタルトタタン(?)があまりに美味しくて、全部たいらげる。
パリに戻り、マルモッタン美術館へ。ここには「印象派」の由来となったモネの「印象・日の出」があることで有名。私が14年前に東京で見たモネの睡蓮もあった。この睡蓮は私にとって「見慣れた」睡蓮だ。なぜなら家のトイレ(^^;)の正面の壁に、その時買ったポスターがはってあって、毎日見ているから。
その後、オペラ座近くでバスを降りて、三越でショッピング。明日からは田舎のほうへいくからブランド品などのお土産は、パリにいるうちに買っておこうという訳。時間もないから焦るし、こういう買い物はあまり楽しくない。
帰りはメトロに乗った。入るときには自動改札(かなり厳重)があるけど、出るときは改札が無い。列車を降りるとき、ドアは自分で開ける。通勤帰りの人で混んでいた。
今日は泊っているホテルのレストランでビュッフェ形式の夕食。