地質情報展2003 しずおか プレートの出会う場所で
(2003 9月19日〜21日・静岡市グランシップ)に行ってきました!

会場の様子

会場でぼくが体験したこと
1. アンモナイトのレプリカ作りに挑戦しました。
2. UFOキャッチャーみたいな道具で海底からとったマンガンの小さなかたまりをさわった後もらってきました。
3. 試験紙を使ってペーハーの検査をやってみました。
4. 薬の入った使い捨ての袋型スポイトでカルキの検査をしてみました。
5. 岩石割りに挑戦しました。ぼくがやったのは滋賀県でとれた石灰岩でとてもかたかったです。
6. 砂の液体化現象をペットボトルで実験しました。
7. 川の流れと海の水位の関係を水槽で実験してみせてもらいました。
8. 鳴り砂の分布図作りをしました。
9. 静岡の砂のプレパラート作りに挑戦しました。
10. 3Dメガネで静岡の地形を見ました。
(会場でもらってきた富士山の噴火あとがついた紙の模型を家に帰ってから作りました)


アンモナイトのレプリカを作っている所と岩石を割っているところ

(ぼくが作った物やもらってきた物)

(アンモナイトのレプリカ) と (水深2200mからとったマンガン団かい・ 100万年に2-8mmしか大きくならない)  


(石灰岩は動物が死んでたい積した岩石で2.9-2.5億年前に出来た)と(砂のサンプル・右下が安倍川の砂)


(溶岩の流れ出たあとがかいてある富士山の模型)

会場でぼくが係りの方たちにたずねた質問と答え・・・

駿河湾について聞いてみたかった謎もとけてうれしかったです!!


Q1 なぜ駿河湾が日本一深いのですか?
A 伊豆半島はもともとは南の海にあって、だんだん近づいてきて、100万年前くらいに日本列島にしょうとつしてくっついた形なので、伊豆半島のまわりの駿河湾や相模湾はとても深くなっている。(南の海にあった時は島みたいになっていたのかな?それとも海に沈んでいたのかなといろいろ考えました)

伊豆半島と紫色にぬられた富士山の半分くらいがあとからくっついた所だそうです。



Q2 なぜ富士山はぽこっとそこだけ高いのですか?
A フィリピンプレートに切れ目があって、そこからマグマが吹き出た形だから。こういう事は他の所にはあまりない。
 (おできのうみがうすい所からでるような感じだとぼくは理解しました。)


Q3 しんかい2000や6500は潜水艦と同じ仕組みですか?しんかい6500についてはこのページを→
A 潜水艦でも1000mくらいは潜れる物もできてきたが、しんかいはただもぐるために作られているので仕組みは全くちがう。重りをつけて沈めて上がるときにはその鉄の重りをはずして上がってくる。(重りをいっぱいつければすぐ潜れるのになんで時間をかけてもぐるのかとたず ねたら、重りをつけすぎるとすごいスピードで海底落ちていって海底にささったみたいになって計器がこわれてしまうので、ちょうどいい状態の重りをつけているんだそうです)

この他、pH(ペーハー) は power(累乗)の略、H は水素の元素記号でピーエッチとも言う事、レモンの酸はお酢の酸より酸性度が強い事なども教えてもらいました。(これはとってもむずかしい話でしたが・・・)


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このイベントは日本地質学会とつくば市にある地質調査総合センター・地質標本館の方たちが主催したイベントでしたが、毎年いろいろな県に行っていて20年に一回くらいしか静岡には来ないイベントだそうです。

参加できて色々体験できて本当によかったです。とってもとっても面白かったー!!!

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