平成30年1月の祭り
第1部:神奈川県山北町 道祖神祭
第2部:おびしゃ(髭撫祭・香取市、にらめっこおびしゃ・市川市、鰭ヶ崎おびしゃ・流山市)、辻切り(市川市)、ジンガラ餅行事(流山市)
 ● おびしゃ
 おびしゃは、関東地方の新年行事で、とくに千葉県の利根川沿いの東葛飾・印旛・香取郡、および九十九里沿岸の山武郡・長生郡地方で多く行われている。
 おびしゃは、奉射、奉謝、奉社、備射、備社、鬼射、毘舎、毘沙などとの漢字が当てられているが、もともとは、「御歩射(おぶしゃ)」が訛ったもので、馬に乗って行われる「流鏑馬」に対し、立って、あるいは座って弓を射て、ぞの命中度で吉凶や豊作凶作などを占う農村の神事である。奉射、備社は神事からきており、また毘舎、毘沙は神仏混淆からきているとされている。
 今では弓を射ることは少なくなり、単に豊作や安全を祈ったり、村の人たちが酒を酌み交わす場になっているところが増えているといわれており、村の賀詞交歓会、あるいは新年互礼会といえる。(出典:香取市観光サイトなど)
 ★ 今年の元旦の新聞に、「弓引き神事 口伝でつなぐ」とのタイトルで、奈良県上北山村に伝わる「悪魔降伏と五穀豊穣を祈って、若者が弓を引く儀式」があるとの記事と写真が載っていた。「おびしゃ」もこの「弓を引く神事」と同じ主旨の神事であり、「弓を引く神事」は他にもあるということである。「弓を引く神事」が関東地方のとくに千葉県の利根川沿いにしかないと勘違いしていたが、「おびしゃ」は、「弓を引く神事」の関東地方の呼び方であると言った方がよいでしよう。
 ● 辻切り
 辻切りは、「道切り」「ふせぎ」「綱吊り」などとも呼ばれ、部落民や家畜に害を与える疫病・悪霊・鬼などの災難が部落に侵入しないように行う行事であるが、災難を封じ五穀豊穣を願って行うところもある。
 昔は、疫病などは道を通って部落へ入ると考えられたことから、部落の東西南北にあたる辻(道)を霊力により疫病などを遮断してしまう(切る)ことからこのように呼ばれた。
 辻切りは、全国的に行われていたが、現在残っている地域は少ない。「道祖神」も、「辻切り」と同じ考え方とされている。(出典:市川市役所サイトなど)

 ● ジンガラ餅行事
 ヂンガラは、“神賀良”と書くとする説や、餅の取り合いが力較べで「神力もち」から「ジンガラ餅」と名がついたなどの説がある。
 行事は、神前に八升の御神酒、八升の餅米でついた餅、八種類の野菜の煮物などを備え、年番の引継ぎ、神事のあと、拝殿で裸の20~50代の約10人が、正月に神前に供えられた固くなった直径約30cmの丸餅を奪い合う。しばらくもみ合ったあと、一人が餅を拝殿の柱に打ち付けて割る。昔はその割れ方でその年の稲作の作柄を占ったとされる。(出典:流山市役所サイトなど)

第3部:鷽替神事、こんにゃく閻魔、とげぬき地蔵大祭
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