クラシックの一節に歌詞をつけた Jupiter で、じわじわと人気上昇中らしい平原綾香。 通勤途中のコンビニではヘビーローテーションで、もう何度聴いたか判らない。 この歌、いい歌なんだろうとは思うのだが、途中のキー(っていうの ?)の変化がどうにも気になるんだよな。 何だか出だしを間違ってしまったカラオケみたいで。 彼女は歌が上手いのか?
その 平原綾香 が、僕らの音楽という新番組に出ていた。 見るともなく見ていたのだが、彼女が Jupiter を作ったきっかけを語っているところでちょっとひっかかった。
以前、普通よりも10倍早く年を取る子供を扱った番組を見た。 その子が、 「生まれ変わってもまた自分がいい」 と言っていたのを聞いて感動した。 そのときの気持ちを、歌に込めている。
細かい部分は覚えていないが、およそこんなことを言っていた。 彼女が見たのは、プロジェリアという病気の子供だろう。 アシュリーとジョンだったかな。 俺もちょっと見た。
答えがあるのは、もちろん質問があったから。 「生まれ変わってもまた自分がいい」 と言うのは、誰かが、 「今度生まれ変わったら」 或いは 「生まれ変われるとしたら」 なんて質問をしたのだろう。 その質問は、あの子達にとって随分と残酷な質問ではないかと思う。
ま、実際に質問したのかどうかは知らないのだが、仮にそう訊かれたとして、 「生まれ変わってもまた自分がいい」 以外のことを言えるのだろうか。 子供ってのは、周りの気持ちにけっこう敏感だったりするからね。 子供に描いたであろう夢の多くを諦めながら、それでも笑顔で接してくれる親の前で、そういった演出をしたいカメラの前で、他に答えは無いんじゃないかと思う。 それに感動されてもなぁ…
と、まあ、そんなところにひっかかっていたのだが、考えてみると、同じことは平原さんにも当て嵌まるんだよな。 あの歌を歌っている彼女が、 「わざとらしい演出しやがって」 なんて言えるはずもないし。 いや、もちろん、病気の子供も平原さんも、素直に思ったことを言っただけって可能性もあるんだけどね。
ちなみに Jupiter は木星。 快楽の惑星。