2010 05 08

ツンデレウサギ

今日も浅川沿いを散歩。 いい天気。

流れの緩やかなところに亀が浮いているのを見て、 先日の婆さん を思い出した。 婆さん、血圧は下がったかな。

昔話の 「兎と亀」 の兎も、婆さんと似た気持ちだったんだろうか。 肩入れするあまりに余計なことを言ってしまうような。

亀さんったら、何時でも何処でも誰にでも餌を横取りされて、あれでどうして生きていけるのか不思議よね。 たまに餌を穫ったと思ったら、他の人に分けてあげたりして、人が良いにも程があるわ。 まあ、そんな優しいところが好きなんだけど。 って! いや、好きって言うのはそういう意味じゃなくて、その、そう! 友達! 友達として… って、誰に言い訳してるのよ、私。 でも、そうよ! あのお人好しで鈍間の亀さんを鍛えてあげるのが、友達である私の役目よね? そう、役目なのよ。 しかたなく、なんだから。 よし! そうと決めたら早速…

「亀さん!」
「兎さん?」
「貴方に足りないものは! それは! 情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ、そして何より速さが足りないわ!」
「なっ! … いきなり酷い言われ様だな。 でも、その中じゃ速さが一番いらないんだけど」
「あら? 酸っぱい葡萄ってやつかしら?」
「いや、僕だって急ぐ時はそれなりに速いってことだよ」
「速い? 亀さんが? 私、亀さん相手なら百回競走して千回勝つわ」
「そこまで言うか。 だったら競走しようじゃないか。 向こうの山の麓まで」

亀さん怒ったかな? でも、あのぐらい言わないと、食いついてこないよね? 本気を出してくれないと。 ところで亀さんは… え? まだあんなとこ? 判ってはいたけど、本当に鈍いわね。 んー… どうしよう。 このまま勝っちゃうと、亀さん、自信もやる気も無くしちゃうかも。 んー… 寝る? 寝ちゃう? あまりの余裕に油断したことにして。 狸寝入りってやつね。 兎だけど。 それで、一旦抜かれて、最後のぎりぎりで追いついて… あ、いや、一歩だけ負けてあげてもいいかも。 うん、いいかも。 よし! そうと決めたら早速…

そんな兎と亀。

+

鍬形草

鍬形草(クワガタソウ)の仲間だと思うが、正確な種類は不明。 河原に群生していた。

ピンクの花

初めて見る花。 一輪だけ、ぽつんと咲いていた。