盆踊りにすら微妙な違和感を感じる俺。 ハロウィンなんて、たぶん死ぬまで馴染めない。
学生の頃は、そんな風に思ってたんだよな。 それが今では、店先にぶら下がるカボチャ(カボチャ風プラスチック ?)の顔に 「ああ、もうそんな季節か」 なんて思ってる。 その後に、 「こうしたものにまだ違和感を抱かない子供をターゲットにするのが、異国の祭りを定着させるための定石なんだろうな」 なんて、やっぱり毎年同じことを考えるのだが、ま、それはそれで馴染んできてるってことなんだろう。
多摩センターの駅前はハロウィン一色。 いろんな仮装をした子供で溢れていた。 魔女の帽子。 悪魔の羽。 全身包帯は、ミイラのつもりだろうか。 極真と書いた道着を着てウサギの耳をつけた男の子も。 バニーボーイとハロウィンに何の関係があるんだろうか。 駅前通りの突き当たりにある公園では、漫画やアニメの仮装をした高校生ぐらいのオタグループが、互いに写真を撮り合っていた。 なるほど、コスプレにはいい季節なのかもしれないな。
「Trick or Treat!」 と言い終わる前に撃ち殺されたりするのが、本場のハロウィン。 死を覚悟した者だけが参加を許される命懸けの祭りだってことを、あの子たちは知ってるんだろうか。