<ハムライフ>
<鉱石ラジオとの出会い>1963年
小5の時に「電池が無くても聞こえる不思議なラジオ」という見出しの広告を雑誌で見つけ、これは一体何だろう?との疑問が全ての始まりです
やがて「鉱石ラジオのキット」を手にいれ理屈も判らないまま組み立てたとき、イヤホンからJOAKが聞こえてきたときの感激は今でも忘れられません
鉱石ラジオ(他のHPからのダウンロードです)
<真空管の世界へ>1965年
中1になって初歩のラジオなどを読むようになり、「真空管ワイヤレスマイク」の製作記事に目が止まりました
自分で電波を出したいとの強い思いから製作を始めましたが、田舎町での部品入手に大変苦労しました
思考錯誤の末なんとか完成し、従弟に協力してもらった伝播試験は楽しい思い出です
中2の秋に念願の通信型受信機を手に入れました
本命はデリカCS―7でしたがとても手が届かないので、「スターSR−100」のキットです
本機を手に入れてから、ハムバンドは勿論今まで受信できなかったBBCやラジオオーストラリアも受信できるようになり、SWLに熱中しました
1964年のワイヤレスマイク製作読本、最近入手しました 2003年
スターSR−100(他のHPからのダウンロードです)
1966年の初歩のラジオ、40年来のバイブルです
<アマチュア無線の開局>1967年
中3になる時の4月期国試で、現在の4級に合格しました
開局に向けてTXをどうするかあれこれ悩みましたが、手持の部品を最大限に活用して安く上げるため6AR5シングル程度が精一杯かなと考えていた時です
CQ誌の売買欄で「トリオTRH−1中古10K円」の記事を見つけました(TRH−1は3.5/7MのHFトランシーバです) 10K円の大枚はとてもありませんので叔父に相談したところ、合格祝いにプレゼントすると手渡し場所の秋葉原まで付き合ってくれました(VY TNX!)
10月に局免が届き、3.5Mと7Mで運用を開始しました
今まで受信のみだったローカル局とのQSOは楽しいものでしたが、すぐ問題に直面です
TRH−1は807シングルですが、変調部が受信部のPAと共用の6BQ5シングルでしたので、変調が浅く遠い局ですと「キャリアは確認できるが了解できない」との応答です
CWでは問題ありませんので、現在の3級を取得してCW運用を始めました
トリオTRH−1(他のHPからのダウンロードです)
<WA6IVMとのQSO>1968年
1968年10月16日21時35分(JST)のことです
CQを出して受信に入ると「JA6IVM」?から応答があり、名前を交換すると「RAYさん」でした
QSOを続けるうちやっと気づきました 「WA6IVM」を「JA6IVM」とミスコピーしていました(自分の電波がサンフランシスコまで届いているとは思わなかったのです!)
これが私の1stDXで、QSLカードを手にしたとき飛び上がって喜んだものです(TNX RAY OM!)
QSLマネージャーからすぐ届きました(TNX JA1DCY OM!)
<1970年当時のシャック>1970年
スターのハムバンド専用トリプルスーパー受信機「SR−600」と、オールバンド送信機「ST−333」を使っていました
中古を入手したものですが、メインに運用していた14MのCWでは十分な性能を持っていました
<連絡手段のハムライフ>1975年
1975年〜1995年頃の約20年は、仲間との連絡に便利なのでVHF車載運用をしていたくらいです
公衆通信用無線設備のエンジニアリングが生業なので、公私とも電波漬けでは精神衛生に良くないと、アウトドアライフに専念していました
最初の職場だった銚子無線が発行していたベリカードです
<固定運用の再開>1999年
秋葉原のハムショップに立ち寄ったとき「アイコムIC−706MKUG」を見つけ、1970年代に使ったIC−22と同じ位の筐体に、HF〜430Mまで収まっているのにビックリして衝動買いしました
自宅にAIRバンド受信用のディスコーンANTを上げていたので、これを使い144MSSBの固定運用を始めると結構楽しめました
<HF運用の再開>2001年
IC−706MKUGでHFを聞いているうち、無性にHFの運用をしたくなってきました
ルーフタワーを上げ、思考錯誤を繰り返しアンテナ・システムを作りました
又、HFの本格運用のため「アイコムIC−746」にバトンタッチしました
FDAM−3の頃から「大のアイコムファン」です
<アンテナ・システム>2014年
7MのV型DP、14/21MのHB9CVを上げています
国内QSOを中心に細々と運用していますので、聞こえておりましたらよろしくお願いします
<山小屋での運用>2014年
2013年4月から自遊の身となり、山小屋で過ごす日々が長くなりました
山仕事の合間に運用するのも良いなと考え、佐倉固定に加えて鴨川固定を開局しました
足場用の単管パイプでアンテナ柱を組み、7MのV型DPを上げました
山中なのでノイズ・レベルが低く、快適な運用を楽しめます
<D-STARの運用>2016年
無線とIPの融合に興味は無かったのですが、オンエアでD−STARの概要を聞き検討を始めました
D−STARは「公共レピータ」を使うこと、「コールサイン指定」で全国呼び出せる等、使い勝手の良いシステムです
モバイル運用も考慮して、「アイコムID−31」で新たに移動を開局しました
主な運用場所は固定と同じ佐倉及び鴨川ですが、レピータへ確実にアップリンクするためビームANTを上げました
佐倉はCQ、鴨川はCQ八木です
7Mがフェードアウトした後のコンタクト等、便利に使っています
佐倉のCQです 鴨川のCQ八木です
<現在のTRX>2019年
佐倉固定、鴨川固定ともに「アイコムIC−7300」を使用しています
RFダイレクトサンプリング方式の本機は使い勝手が良く、国内通信には最適です
又、抜群のコストパフォーマンスを誇ります
移動には「アイコムID−31」、 防災無線等の受信には「アイコムIC−R6」を使用しています
(無線機は原則アイコムしか使いません!)
佐倉です 鴨川です
<鴨川固定の廃止>2020年
2019年秋の相次ぐ台風で房総半島は甚大な被害を受けました
山小屋も屋根瓦に大きな被害を受け、簡単な応急修理をした状態です
30数年お世話になった山小屋ですが、これを機会に整理縮小することにしました
鴨川固定を廃止、移動にHFを追加するためIC−7300を50Wメーカー改造、JARD保証を受け変更申請しました
<D−STARのターミナルモード>2021年
D−STARの使い勝手が良いためコンタクトの機会が増えてきました
公共レピータの使用を控えるよう、DVゲートウェィ機能を使った「ターミナルモード」を始めることにしました
ターミナルモードに対応した、コストパフォーマンス抜群の「アイコムID−31PLUS」を増設
「アクセスポイントモード」も運用するため、佐倉固定に変更申請しました
これで気楽に長時間のコンタクトを楽しめます
<D−STARのパワーアップ>2022年
D−STARのコンタクトが更に増えてきました
公共レピータへのアップリンクエリアを広げるためパワーアップすることにしました
コストパフォーマンス抜群の50W機「アイコムID−4100」を増設
移動に変更申請をしました
<IC−R6の増設>2023年
「アイコムIC−R6」を防災無線、マリンバンド、エアーバンド等の受信に愛用しています
最近、東京オリンピック、栃木国体におけるブルーインパルス展示飛行の交信を受信して楽しみました
展示飛行の交信には機上交信、対地交信等があり複数周波数の受信が必要になります
これまでスキャン機能で対応していましたが、複数周波数を同時受信する必要性を痛感したので「アイコムIC−R6」を増設しました
IC−R6×2と受信ANT分配器です
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