<LIKE HA−7の製作>2012年
SX−100にはハリクラ純正100Kcマーカー発振器「HA−7」の取付端子があります
手持のSX−100にHA−7は付いていませんので、端子を活用しようと「LIKE HA−7」を製作することにしました
ハリクラ純正のHA−7、GT管に見えるのは100Kc X’talです
6AU6を使った発振回路です
出力回路は0.22μFに変更しました
<取付端子の形状>
端子は回路図のように5ピンのUYですが、オスのUY端子など最近見たことがありません
<807ベースの加工>
1番の問題は取付端子の確保ですが、あれこれ思案するうちに名案が浮びました
807のベースがUYなので短く切ったベースと、ベーク製の古いUYソケットを合体する方法です
<部品調達>
2番目の問題はケースの確保です
ラジオデパート2Fのシャーシ屋を丹念に物色したところ、「テイシン電機TD−460」W80×D50×H40なら小さめですが使えそうなので買ってきました
X’talはHC−18/U、バリコンは100PF、シールド付7P真空管ソケット等いずれも手持ちのものです
<ケース加工と組立>
かなり窮屈ですが、なんとかレイアウトを決めて穴あけしました
6AU6ソケット周りは狭いので、できる限り先行配線をしてから取付ます
100PFバリコンには小さなツマミを付けました
純正HA−7よりも格好良く?仕上がったと思います
<SX−100への取付>
計算どおりピッタリ収まりました
発振出力はデリカのマーカ発振器よりも強力です
<BPMでの周波数校正>
標準電波による周波数校正が必須ですが、寂しいことに短波のJJYはなくなってしまいました
中国の標準電波「BPM・5M」が夕方になるとカツカツと入感してきますので、これで0ビートをとりました
マーカ発振器を内臓したことにより、SX−100の使い勝手が更に良くなりました
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