ふくちゃん
早稲田大学本部キャンパスの裏手に当たる位置。早稲田通りとグランド坂通りの交わる所は五叉路になっているが、その位置から早大に向かって、早稲田通りとグランド坂通りに挟まれている商店街を歩くと見つかるはず。正直、ちょっとわかりにくい場所だ。地図で見てもわかりにくいので、早稲田大学17号館(生協)の周りを探していくのがいいかもしれない。 ←残念ながら閉店しました。。。
この店の名物は、ズバリ、「チョコとん」。
チョコレートの入ったとんかつだ。
毎年早大生向けの雑誌で紹介されるので、あのあたりでは結構有名と思われる。
百聞は一見にしかずなので、行ってみた。外見は地味で小さな定食屋。
カウンターのみの席も少ない。
客席から「チョコとん!」、「チーメン!」と注文の声が飛び交う。
注文に略語を多用するのって、学生街のバンカラな飲食店には多いのかもしれない。
ちなみに「チーメン」というのはチーズメンチの略だ。
一番人気メニューらしい(そうか、チョコとんじゃなかったんだ)。
こういう聞きなれない言葉を耳にすると、つい常連のみぞ知る世界を垣間見た気になってしまう。
そんな雰囲気にちょっと及び腰になりながらも、とにかく「チョコとん」ともう一つの名物「バナナメンチ」を注文してみよう。
下の写真が「チョコとん」だ。

赤い矢印の所から溶けたチョコが流れ出しているのがおわかりだろうか。
わかんなかったら、まぁ想像を膨らませてみてほしい。
とりあえず、何も考えずに食べてみる。
甘っ!!
そして、油、油、油!!!
溶けたチョコ=甘い油。
思わずこんな等式が頭の中を駆け巡ってしまう。
そういえば、カレーにチョコを隠し味で入れるとおいしいって話ならきいたことがある。
そこいくとチョコっていうのは旨味の一つには違いないような気もするが、
この場合むしろカレーが辛いからバランス取れてるって話では!?
(カレーには何をブチ込んでも大抵食えるの法則はこの際考えないことにしよう。。。)
すると、とんかつソースにチョコ、そしてとんかつの油
という組み合わせではイマイチ締まりが悪いんじゃないかという気がしてきた。
何かこう、スパイスが必要というか・・・ね。
というわけで、一緒に盛られた練りからしを塗ってみる。
・・・余計にわけのわからない味になった。
ひたすら不協和音って感じの味の混ざり具合だ。
さて、お次はバナナメンチ。

バナナがけっこうハッキリ写ったので、せっかくだから拡大してみる。
ほ〜れ、ほれほれ♪

こちらは、個人的にはバナナで丁度いい具合に肉のくさみが消えてさわやかトロピカルな味わいだと思った。
くさみを抜くためにフルーツを肉と一緒に調理するのはよくあることだ。
かく言う私は昔、給食でたまに出る厚切りハムの上にパイナップルと練乳とパセリを乗せて焼いた
「ハワイアンステーキ」というメニューが大嫌いだったが。
でもまぁ、チョコとんのチョコがこの上ない旨味に思える人もいるわけだから、そこらへんは人それぞれなんだろう。
今回同行した中にはチョコとんはオッケーでバナナメンチはダメって人もいたことだし。
いずれにせよ、二つともかなりクセの強いメニューだというのは間違いない。
なお、残念ながらこの店は今年、店主が念願だった大学ボート部の寮長に転身したため閉店。
寮のご飯を任されているそうなので、これらのアレな料理は今も人知れず作られ続けている・・・かも。