居酒屋 兆治
営団地下鉄千代田線 千駄木駅下車 2番出口から徒歩2分
二番出口を出て左へまっすぐ進み、左手に注意しながら歩くと、あまり目立たない角に先ほどの落書きのような看板が見えてくる。
「いかりやさんの店」とあるが、べつにいかりや長介とは関係なく単に店主の名前がいかりやさんなだけらしい。
これだけでも充分な突っ込みどころだが、問題は店の内容である。
この店最大の売り文句は、なんとサワー1000種以上。
なんでそんなに無駄に多いの?なんて無粋な疑問が浮かんだ人は、看板をよーく見てほしい。
目立つよう殴り書きされた生ビール、ジントニック、ホッピーなど見慣れた居酒屋メニューに混ざって、新庄サワー、ポケモンサワー・・
全く中身を想像できない。では、これならどうだろう。
トマトサワー、生茶サワー、おしるこサワー、コーンスープサワー、プリンシェイクサワーetc.
飲み物ウォッチャーなら必ずと言っていいほど心当たりのある名前(生茶はちがうけど)。
…ってよーするに、自販機で売ってる物を片っ端から割ってくだけ?
いやちょっと待てよ、1000種類もジュース仕入れられるわきゃないじゃん?
こんな疑問をお持ちのアナタ、甘い甘〜い♪
答えは簡単、なければ作れ。すなわち混ぜれ!!
10×10×10=1000で何か文句あるかよってな勢いで。
そうしてあらゆる組み合わせを混ぜまくった挙句、適当な名前をつけた結果が・・・そゆこと。
開店時間を待って、店の入り口へ足を運ぶと張り紙がびっしり(背景の写真。ぶれててごめんなさい)。
メニューや掲載雑誌のコピーが殆どだが、そのうちの一枚の文句は脱力モノ。
「千駄木にはこんな居酒屋もあります」なんて言われてもなぁ・・。
しかし、それにしても開くのが遅い。もう開店時間30分も過ぎてるぞ。おっかしいなぁ、ちゃんと定休日しらべて来たのにぃ。
痺れを切らして、店に電話。
・・・応答なし。
何度鳴らしても、応答なし。
それを繰り返すうち、どこかから目覚ましの音が聞こえていることに気付く。
やけに古めかしい目覚まし時計だなぁ・・しかもこんな夕方に。
いぶかしく思いながら、入り口の真ん前に立ってもう一回だけ電話。
また目覚ましが鳴った。
電話を切った、音が止んだ。
・・・店の電話かい。
しかも、思いっきり黒電話かい!!そして店の中には全く人の気配が感じられない。
というわけで、この店が現在も営業しているかどうかは不明です。
意味不明な混ぜサワーの真相すら確かめられなくて残念無念。
ただ一つ想像できるのは、ポケモンサワーが黄色いことくらいでしょうかね。
マジで、誰か確認して・・・