その2・獣たちの食卓
さて、微妙にお腹いっぱいになったところで現在位置を確認、えーかげん食堂に向けて歩を進める。
はたして食堂に到着、何を食うかは決まっているさ「パンダかゆセット」!!
…なんて言いつつ、こわごわ食堂のレーンに並びつつ、
どうしてもメニューに目がいってしまう(←えぇかげんにせんかい!!)。
そこで真っ先に目に飛び込んできたのがコレ。

パンダのシュアンシュアンがメキシコから来たことにちなんだメニューらしい。
サボテンカレーゆうのはどうかと思うけど、まぁカレーだし(カレーの威力にまさるものなし!)。
右下のも普通にタコスだし、まともなメニューかなと視線を他に移そうとしたその時・・・!
ん!?(二人ともどちらともなく気付いてしまったらしい)

こっ、これは・・・!?
悪夢、再び。
知らぬが仏とはよく言ったもんです。あなどりがたし、上野動物園食堂。
さらにこんなもの発見。

グリーンです。何もそこまでグリーンじゃなくてもってくらいグリーンすぎです。
これでもかってくらいグリーングリーン♪グーリグリグリ グリングリンチョリーン♪
ていうか、これも動物のエサくさいというか。あの日の生野菜ダイエットが走馬灯のように・・・
嗚呼、なんだか注文する前からお腹いっぱいになってきました。脳内が。
そして、なんだか注文する前から注文するのがこわくなってきた。
どうかこれが夢でありますように。
そう祈らんばかりに、「パンダかゆセット」なるメニューの実在を確かめるべく改めてメニューから探す。
あった。

余計なものまであった(T_T)
そんなわけで、鈴子さんと私で「ゴリラの食事」と「パンダかゆセット」を一つずつ注文することに。
・・・えぇ、即決ですとも。ネタ職人ですから(T_T)
ところで、ここの食堂は注文・会計してから料理ができるまでその場に並んで待つシステムになっている。
そうするとね、並んでる間に、
他の人が何を注文しているのか丸聞こえなわけですよ。
「体験メニュー」を注文してる人間は私ら二人以外に誰も見当たらなかったですが、何か?
そんな恥ずかしさをこらえつつ、二人は出てきたモノをテーブルまで運んだ。
さて、これが「ゴリラの食事」。例によって説明書付き也。バナナがまぶしい。

御開帳♪

食パンにゆで卵・・・いつぞの入院生活を思い出してしまいます(←いつのだよw)。
生野菜にバナナ・・・いつぞの過酷なダイエットを思い出してしまいます(リバウンドあり)。
けれど、そんなトラウマもなんのそのって勢いなのが真ん中のコレ。

煮干・落花生・干しブドウ。味の調和とかそういうものをを見事に無視しまくった組み合わせだ。
給食に出てくるカルモンドみたいなものじゃないかとあなどるなかれ。
この煮干がね、硬いのなんのって。とても人の食事とは思えない(ゴリラの食事ですが、何か?)。
サイズも大きいし、今ここで数時間かけて全部食べるくらいなら
今晩のお味噌汁のダシにしたいところだ。
落花生&干しブドウ入りだけどな。
つまり、ダシは無理。
結論。
不忍池の水鳥にでもくれてやれ。ちなみに、あとで少しやってみたら全く食べてくれませんでした。
そんなわけで、少なくとも落花生と干しぶどうくらいは救出しようとする鈴子さん。
残飯のような煮干し(+α)の山を必死でかきわける姿がなんとも痛々しい。
人としての誇りは一体どこへ行ってしまったのか。おそるべし、「体験メニュー」。
落花生は二人で手分けして皮をむきむき全部たべたが、
意外と数の多かった干しブドウの救出はさすがに途中で諦めたご様子。
きっと自分でも情けなくなってきたんだろうな。
仕方なく、やるせなく、煮干しカップに蓋をした。

鳥さん、あとはお願いします(爆)。
幸い(?)、これ以外のものは無事に二人で半分すつやっつけることができた。
次に、問題の「パンダかゆセット」。こちらもご多分にもれず説明書付き也。

またパンダ団子かよ ○| ̄|_
とにかく、お粥を味見してみる。
右側の馬肉ミルク粥は、ホワイトソースっぽいけど塩気がないので少々間の抜けた感じ。
左側の鶏スープ粥は、普通にあっさりコンソメ味。
なんだ普通じゃん、って?
何言ってんの、お客サン!
鶏スープ粥はこれで終わりじゃないんだぜ?
説明書「ニンジン&リンゴピューレを入れてお召し上がり下さい」
というわけで、ニンジン&リンゴピューレをとりあえず味見。
・・・
生にんじん。そしてりんごの中途半端な甘さが・・・ウェッ
生ジューススタンドの類ならりんごを多くしたりレモンを入れたりして味を加減してくれるものだが、
やはりここは動物園。動物のエサ。
それでもやはりお粥に入れないことには話にならない。
入れた。どう見ても、やな色。

そして、混ぜた。

強烈です。
お味のほうはというと・・・
ほんのりコンソメ味なんて一気に吹き飛んだね。
そしてお粥の重たさと、おろし生にんじんの飲み込みにくさと、りんごの中途半端な甘さ。
その絶妙なハーモニーといったら。
もはや地獄の交響曲(T_T)
これも二人で死にそうになりながらやっつけた。
そして、少しはましだろうととっておいた馬肉ミルク粥の塩気のなさに辟易。
あぁ、口直しがほしくてたまらない。
私「カレー…買ってきます」
出たよ、敗北宣言。
こうなったらカレーの強力な香りと辛さで全てを打ち消すまで。
私は一目散にレジまで走った。これがさらなる追い討ちとなることも知らずに・・・。