夜の間、華やかな姿と香りで辺りを魅了していた月下美人 花の命は、ほんと短いものですね。 |
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内部を知りたくて(^^; 雌しべはながーーい管で付け根までつながっています。 絹のように薄い花びらは、時間が経つと半透明になってきます。
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月下美人の花のパーツ 分解してしまいました。 華やかさを演出した白い花びらは20枚 少し赤みがかった線のある白い花びらが12枚ほど 後ろにピンと張っていた顎も3種類ありました。
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月下美人を見ていると、エネルギーを感じます。
つぼみの成長 | 葉の先に出来たつぼみに栄養を送るためか、葉脈が太くなるのがわかります。まるで血管がたくましく太くなるように。 | |||||||||
つぼみの運動 | 下に向かって伸びてたつぼみが、Uターン。真上を向きます。咲く日が近づくと、そのつぼみはぐいと後ろから引っ張られるように正面を向きます。 | |||||||||
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見てる間に咲く花 |
木全体がゆれるほどの力を使って花が開きます。 2,3時間でつぼみは満開に。気温が低いと、ゆっくりになります。 |
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香りの不思議 |
半開きになり、香りが漂い始めます。あの香りは、何処に仕舞ってあったのでしょう?しぼんだ後、何処に行ってしまったのでしょう? |
月下美人のふるさとは、メキシコ・グアテマラ・ベネズエラ・ブラジルですが、こららの自生地でもあまり見られないそうです。
月下美人は、簡単には実を結びません。
日本全国の月下美人は、昔どこかでつくられていたたった一つの株からさき木で増やされたと思われています。
美しい花をいつまでも(月下美人の焼酎漬)
満開のままで1年経ちました→ 満開の月下美人の花を葉の付け根から採り、 瓶に入れ、果実酒用のホワイトリカーを注ぎました。 白かった花びらが透きとおったようになり、 花も少々小さくなったように感じますが、 いつまでも美しい姿を見せてくれることでしょう。
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←1999年9月に咲いた月下美人 現在2000年8月、月下美人はホワイトリカーの水面下で ゆったり時を過ごしています。 |
月下美人の酢の物
月下美人の白い花びらと赤い茎の酢の物 (私の方法です) おしべとめしべを取りさり、花びらと茎を 沸騰したお湯で、1分くらい湯がきます。 お水の中にしばらく入れておく。 2センチほどに切り、かるくしぼって お皿へ。ポン酢醤油をかけて出来上がり! 淡白です&ぬるっとした食感です。 |
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花瓶で咲いた月下美人
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実験しました(^^; 今夜咲く花(下に向かってたつぼみがグイと後ろに引っ張られ、正面を向いた日)を朝、切り落とし、花瓶に生けました。 夜になり、他の花が開き始めたころから、少しづつ 花びらが動き出しました。残念ながら、赤い顎が後ろにピンと張るほどの元気はありませんでしたが、とにかく咲いてくれました。ほのかに香りも・・・ ダンナさんが、下に向かって伸びてる茎を針金で固定して、花瓶にさしてくれました。 |
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冷蔵保存で翌日も満開 |
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きれいな花をあの方に(^^)と、思ってるかたに! (富山市の米田様から教えていただいた方法) 1、満開の花を茎ごと葉から外します。 2、ポリ袋に形を崩さないように入れます。 3、息を吹き込み膨らませます。 4、輪ゴムで口をきっちり閉めます。 5、冷蔵庫で保管します。 見たい時に取り出して下さい。 2〜3時間は大丈夫です。 賞味(賞美?)期限は2日くらいですね(^^) 不思議なことに、花が咲いてる間はよい香りがあります。 |
![]() 花が咲いたまま48時間 10月8日の夜咲いた花を冷蔵庫で保存 10月10日夜ポリ袋から出し、写真を撮りました。香りがまだありました。 |
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