つがる鶴亀一座(津軽伝統人形芝居)


つがる鶴亀一座(津軽伝統人形芝居)
人形師 一戸平二

●昭和17年2月16日 鶴田町生まれ

平成4年鶴田町文化奨励賞受賞
平成5年津軽山唄全国大会優勝(浪岡町)
鶴田町文化功労賞受賞
平成7年RAB青森県民謡王座決定戦出場

 つがる鶴亀一座は、手作りの人形と、民謡を取り入れた津軽弁の芝居が特長です。
 看板の鶴太郎、亀蔵の漫才は『日本一の男良し』で始まりイタコの口寄せ、津軽登山ばやしなど。二人の芸が始まると、お客さんは大喜び。
 他に、主人公が繰り広げる『もよ子の弥三郎節』『長生きの話』『おむすびころりん』。人形踊りでは笠踊りの『津軽あいや節』、祝踊りの『黒田節』などなど。子どもからお年よりまで家族全員で楽しめるのが、つがる鶴亀一座の人形芝居の魅力となっています。
 一人暮らしのお年寄りの集い、米寿の祝、老人福祉施設等の慰問で演じられる津軽弁の津軽情話は、『昔を思い出す』と、お年寄りたちに大好評。こうした活動は、鶴田町長や青森県民謡研究家の寺島勝負氏、各自治体の社会福祉関係者から高い評価を受けています。
 つがる鶴亀一座の人形芝居の舞台には、郷土芸能を守り次世代に伝えたいという情熱が込められているのです。

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