芝居との縁は、小学六年生のとき旅役者になりたくて家出しかけたのが始まりという、根っからの役者魂の持ち主。 幼い頃の夢は親に見つかり果たせなかったが、再び芝居と巡りあったのは昭和47年のことである。 四国香川県の坂出観光センターで『浅草女剣劇・熱と力の筑波澄子ショー』を見たのをきっかけに、役者になることを決意する。 数日後、坂出観光センターの楽屋を訪ねた時から、三咲 てつやの役者人生が始まった。 船生かぶき村の小屋主であり、『劇団暁』の座長を務める中、『恋を振り分け新太郎』『むすめ旅笠 恋草鞋』といった楽曲の作詞作曲も手がけている。
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