スミラン諸島滞在記2001(2) 2002/8/24

             

 

      久米島から帰ってきてから約1ヶ月半が経ち、明日のこの時間には

    「マーレ・ウエスト」の船内にいると思うと興奮して眠れない。

    出発当日、成田空港近くにある、いつもの駐車場まで車を走らせる。

    車を預けた後、マイクロバスに乗り空港第二ビルで下車した。

    この瞬間が私はとても好きだ。

    出発まで4時間以上もあるが、空港を散策したり飛行機を見たり

    「ぼ〜っと」して過ごす、この瞬間がとても好きなのである。

    

    出発アナウンスがあり、飛行機に乗り込む。

    フライトはTG643便(プーケット直行便)機材はB777-200で1番好きな飛行機だ。

    理由は、この飛行機の開発で20%弱が日本企業が開発・設計に携わっている事や

    一番の理由は主翼部分で、離着陸の時に「フラップ」が、下に長く伸びて

    「フライトスポイラー」が上に開くのを見る度に、技術の高さに感動する。

    ちなみに、すごく長く伸びる「フラップ」を初めて見た時は、まさしく大空に

    羽ばたく「鳥」をイメージする事が出来て、すごい感動した事を覚えている。

    双発旅客機でエンジンの数では、物足りない感じもあるが、主翼を見る度に

    そんなのはどうでもよくなるのである。

 

    夕方、無事に「プーケット国際空港」に到着。

    空は青空で空気もジメジメしてなく、とても過ごしやすい印象を最初に持った。

    南国らしく沢山の花が咲いており、雨季になると長期間雨が降る事もある

    みたいなので驚きである。

 

    空港にピックアップに来てくれていた「現地ダイビングサービス」のバンに

    乗る事、約2時間で港に到着。

    そこには、今回の「スミランクルーズ」で乗船する船が停泊していた。

    船名は「マーレウエスト」で地元でも評判の豪華大型クルーザーである。

    普段、この船は「ビルマ・バンクス」で有名な「ミャンマークルーズ」に

    使用される船だが、2001年シーズンはダイブアジアTと同じスケジュールで

    約5回ほど「マーレ・ウエスト」が「スミランクルーズ」に使用される

    事になっていた為に、クルーズ予約時には、どちらかに決めなくてはならない。

    結局、ちょっと値段は高くなってしまうが、初クルーズということもあり

    「マーレウエスト」を希望した。

 

    船体や室内には沢山の木材を使用しており、船も綺麗である。

    船は土足厳禁の為、船内は裸足で生活する。

    最初に船に乗る際に、ダイビング機材や衣類などの毎日使用する物だけ部屋に

    持込して、履物、ダイビングバッグやハードケースなどスペースを使う物は

    船内の「Lower Deck」の奥に置かれた。

    乗船したゲストはドイツ人が6人、日本人は11人でスタッフを入れると

    約25名でのクルーズになった。

    

   

   

    最初に、ダイニングサロンで日本人スタッフよりブリーフィングがあり、

    船内の利用方法、ダイビング方法の指示やグループ分けの為にCカードと

    ログブックを提示して、クルーズ時のルール等の説明を受けた。

    私は今回が初めてのクルーズだったので、他のクルーズ船と比較する事は

    出来ませんでしたが、トイレでシャワー&紙を使用した後に、紙を備え付けの

    ゴミ箱に捨てる事や、減圧不可や環境保護の為にダイビング時のグローブ、

    棒等の使用不可にはちょっとびっくりした。

    ブリーフィングも終わり、ダイビングの話で皆さんとすぐ打ち解けて

    話も盛り上がり、あっという間に夜も更け就寝したのでした。

    私の部屋は、ゲストが使用する「Lower Deck」にある部屋ではなく、

    「Main Deck」の前方にある部屋で、すぐ「Port Side」に出る事も出来るし、

    外の新鮮な空気が吸えるので、とても気に入った。

    ちなみに、普段ここはスタッフが使用する部屋だが、私は1人で参加していた為

    男性の日本人スタッフと相部屋になった。

    部屋は写真の様に豪華である。

    ブリーフィング中に船が動き始めてから、何時間位たっただろう?

    正確な時間は覚えていないが、夜中の2時か3時位には目的地に着いたみたいで

    船が止まった。

    航行中、たまに船体がちょっと揺れる事もあったが、ぐっすり眠る事が出来た。

    

    朝、目覚し時計の鳴る前に起床して、部屋から出てみると大きな石がある

    スミラン諸島の目の前に停泊していた。

    まだ、辺りは薄暗いのに食事を作るタイ人の若い青年たちは忙しそうだった。

    「グッド・モーニング」と言うと、笑顔で挨拶を返してくれた。

    しばらく彼らの働きぶりを見てみる。みんな一生懸命に仕事をこなしながら

    楽しそうにしていて、ちょっと羨ましかった。

    彼らは給料を貰ってないらしく、ゲストからのチップで暮らしている。

    最終日にチップの回収があるみたいなので、乗船時に受けたサービスに比例して

    チップを渡そうと決めたのだった。

    その後、彼らとは食事の時、ダイビング時、テンダーボートに乗った時、

    彼らの休憩時に釣りをやっている時など色々な場面で彼らと話をした。

    しかし、彼らはあまり英語を話す事が出来ない為に、ほとんどタイ語で

    話をしてきて、私は彼らが何を話をしているか、さっぱり分からず、

    気が付いた時には「ボディーランゲージ」を使っていた。

    最終日、私はスタッフに言われていた金額の10倍のチップを渡した。

    

    初めて見るスミラン諸島に、すごく感激した。

    私より早く起きていたスタッフに、「ジンベイザメ出るかなぁ?」と

    聞いてみると去年は沢山でたが、今年はシーズンが始まって3ヶ月以上経過

    してるがまだ見ていないとの事だった。

    しかし、この青く綺麗なアンダマン海とスミラン諸島を見ていたら、

       「今シーズン初のジンベイザメは僕たちじゃないの?」と

      ちょっと期待をしてしまった。  

      さぁ、今日から4日間のクルーズ生活だ。

                               続く

      

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