MFAの講習     2002/6/22

             

 

    先日、MFA更新の為に講習を受けました。

    2年ぶりで、すいぶん間が空いてしまった為に、内容をすっかり忘れて

    いましたが講習が進むにつれて忘れていた記憶がよみがってきました。

    個人的にはMFAの講習を継続して受けたほうが良いみたいです。

    理由は、この2年間に2回の潜水死亡事故の現場を見たからです。

    ダイビングをする者として、事故現場に遭遇する事は予想しておりましたが、

    短期間でダイビングの事故を2回も見てしまうと、すごく考えさせられます。

    今までで1番記憶に残っているのは、去年の夏の終わりの西伊豆での事故でした。

    台風の影響で東伊豆にあるポイントがクローズになり、沢山のダイバーが西伊豆

    に来たらしく、事故の当日はダイバーでごったがえしていました。

    ちょうど昼時でした。 今までガヤガヤしていた雰囲気が急に変わったので

    港を見ると船が一隻着岸しました。

    船には横になっている若い男性の方が見え、顔を見ると顔面蒼白で意識が

    ないようでした。

    複数のインストラクターの方が、すぐ人工呼吸とCPRを始めました。

    もう本当にその状況は緊迫しており、男性の方は既に息や脈はないよう

    でしたが、約200人〜250人位のダイバーが、その状況を注視しておりました。

    CPRが始まってから、約40分位経ったでしょうか?  

    やっと救急車が来ました。

    その間、ダイバーの皆さんは、ずっとその方を見守っていましたが

    残念ながら亡くなりました。

    私は救急車が来るまでの約40分間に「もし自分が助ける状況に遭遇していたら

    どうゆう風に行動していただろう?」と考えました。

    MFAの講習は一回だけ受けた事があるが、本当の事故時に練習の時と同様に

    行動出来るだろうか?

    色々考えましたが、結論として私はほとんど何も出来なかったんではないかと

    予想する事が出来ました。

    大事な事ですが、講習した内容を半分位忘れている自分にも気付きました。

    私は医者でもありませんし、救急救命士でもありませんので忘れて仕方ない事

    かもしれません。

    しかし、もし自分が事故者を助ける状況で、CPRを実行して亡くなられた時より、

    まったく何も出来ずに亡くなられたら、すごく悔いが残ると思います。

    人工呼吸やCPRで蘇生する確率は大変低いですが、どんな状況でも人を助ける

    行動をとる事は、すごく勇気がいる事だと思いますし、救助者のメンタルな部分

    とか実際の現場を経験しないと分からない事が沢山あるのは分かっています。

    いつ、何があるかわかりません。

    だから、ダイビング時や普段の生活の場で、もし何かあっても出来るだけ

    適切な行動がとれるようにしたいと思いました。

    そんな訳で、本当に真剣になってMFAの講習を受けてきました。

 

    自分自身この2年間にダイビング時に色々な事を体験しました。

    ボートダイビング中、エキジット時にエアー切れの為に海面でBCに空気を入れる

    事が出来なかった事や、エントリー時にドロップオフでフィンのストラップが

    切れてしまい、外国人のガイドに合図したら一人で岸に帰れと合図され片足で

    リーフ上まで移動しました。

    その後、流れがあるリーフの上で約10分間、ひたすら手を使って岸方面に

    向かいましたが、なかなか前に進む事が出来ませんでした。

    結局、行ける所まで行った後にシグナルフロートを出して、十分注意してがら

    水面に行き、約3分〜5分漂流後に自分のシグナルフロートを別ボートの

    外人キャプテンが気付いてくれて助けられた事。

    その他は、スノーケル潜行、重器材のホース類が破裂しても

    おかしなくない状態だったのにも係わらず、長期間使用していた事。

    あと、大島「秋の浜」での脱臼などがありました。

    本当にいつ何が起こるか分かりません。

    ちょっとした注意で防げる事が、それを怠る事により事故につながるかも

    しれません。

    皆さん一人一人が注意して、安全で楽しいダイビングをしたいものです。

 

 

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