プリウス チューンアップ♪ 

プリウスは、ガソリンエンジンとバッテリーモーターで走る車です。
あまりチューンアップという言葉に馴染めない車かも知れませんが、
エンジンの原理自体は、普通の車と大して差はありません(アトキンソンですが。。。)

そこで、いくつかのチューンアップを実施してみました。
効果は分かったものから不明まで色々あります。燃費よりはパワー重視ですね!


 ホットなコンデンサ2003年9月6日

巷で噂のホットイナズマもどきを自分でも作ってみました。

お手軽300円^^; 部品は、4700μF、1000μFとヒューズだけ
基板は溝を掘って、穴を開けるだけです

ホットイナズマの配線は太いですけど、
コンデンサの足の太さを考えると、
適当な太さで構わないと思います。



基板作るの今回は楽ちん^^; 入れ物が小さいので細身にしました。
細いと風通しの良いところに設置できるかも

#1000μFは105℃ですが、4700μFは85℃(汗
なので冷却問題は死活問題です(ぉ


耐水性抜群^^; さて、出来たのは良いんですが、
どこに付けたらいいのやら。。。

プリウスはエンジンとバッテリーが
遠いから意味無いだろうなぁ・・・



とりあえず、、なのよ とりあえず、バッテリーに装着

フラシーボ効果って何ですか?
ってくらい分かりません(^^;
取り付け場所が間違っているのかも??
どうしても使い道がない場合は、
今度親父の車に取り付けてみよう(汗




 アーシング  2003年9月6日

前の車(コルサ)にはアーシングをやって大いに効果がありました。

付けていたときはフラシーボ効果かな?と思ってもいたんですが
1年半後、下取りに出す直前に外して、加速するときに凄く違和感を生じて
恩恵を受けていたことを思い知らされました・・・

プリウスにもアーシングをしてみたかったんですが
エンジンとバッテリーが遠いためどうしようかと悩み続けました。

ドアのところとか色々考えたんだけど 色々悩んだ結果、
空気取り入れ口しか
無いようです。


子供だったら外に手が届くかも(^^; 「ほらっ、光が見えるよ♪」状態です。

空気取り入れ口ですから外部とは
繋がってますが、フィルターで塞がれています。

   し か も

私のフィルターは活性炭入りで変に弄くると
粒子が落ちてきます(^_^;


漢はドリル、ぱっきゅる〜ん もう、こうなったらドリルです。

空気取り入れ口のサイドに
φ8.5mmの穴を開けます。
#一応その先に配線がないのを確認済み

次回からは色々な機器の線を
通すことも出来て便利かも・・・


地球のみなさん、コンニチワ ようやく車内とエンジンルームを
繋ぐことが出来ました。長かった。。。

電線はφ6.5mmで8メートル買いました。


修理書より抜粋・・・ アーシングの経路図です。
本当はもう少し付けたいんですけど
どこもかしこも狭くて(涙


なんか良い写真撮れなかったなぁ 空気取入口のサイドから
貫入した配線は
邪魔にならないように
下に這わせます。

オリジナルから比べると
ごちゃごちゃ配線が増えているような(^_^;


ごちゃごちゃしているなぁ 助手席のキックパネルを
外したところです。

今度、分岐処理をして、横に来ている
端末にアースをしようかな。。。

9月14日、追加工事でアースしてみました。


この空間何か使えるかな? Bピラーのところです。
下に2つのクリップがあって
それを外すとカパっと外せます。

左の青いのがアース線
右の細くて黒いのがビデオ配線


後ろ側のカバーを捲ったところ 後ろのシートを倒して、
ようやくバッテリーまで辿り着きました。

端末処理をして接続します。



途中で、電気の流れについて測ってみました。

52.1mA この値は、ドアを閉じた暗電流です。
#以前は68mAと思っていたんですが。。
天気が良かったから太陽電池から
フィードバック受けているのかも?


249.5mA ドアを開けると、一気に200mA増えます。
増えますが、2ワット程度で良かった。。。
#リレーとかフットランプとか噛ませていますから(^_^;
#一晩放置とかじゃなかったら気にしなくてもOKということですね。

0.11mA エンジンルームから来たアーシング線をマイナス電極に
当てると元のアース線にはほとんど電流が流れません(死

太さも違うし、電力の需要の少ない後部に鋼板で繋がっているし・・・


この圧着工具高い/_・ 端末処理の様子です。

トランクから来たアース線は
ここで、車体に落とします。
エンジンからのアースもここへ繋ぎます。


繋げたのはこれだけですよ〜 エアフィルターを外して
エンジンブロックのアース強化。

下側に写っている金色のは
スロットルボディです。


クリックで過去のコルサの様子 エンジンルーム内の様子。

手が入る余地すらないので、
機器類で繋いだのは
エンジンだけです。

8メートル買ったアース線は
1メートル余りました。




インプレッション

前の車の時は、
1、クリーピングのトルクが上がった。
2、加速能力が上がった・・・などの効果が見られました

プリウスはアイドル回転数が1300rpmなので比較しにくいですね。
しかも、電気の力も絡んでいて分析しずらい。。

ドカっと踏んだときの加速の追従性は
若干良くなっています、ほんの一瞬ですが。。


でも、非力なアトキンソンのエンジンパワーです。伸びが足りません。
直後にバッテリーからの応援パワーも来ますので体感しにくいです。

他の機器に接続すれば効果が増えるのかなぁ。隙間有りませんが。
やってみたい方は自由ですが、お手軽でも無い為、お奨めできません(^^;


 アーシング追記  2003年9月14日

上記のは、パワーテストについて書きましたけど
他の点で気になったことが有りましたので書きます。

それは、(駆動)バッテリー側からのパワーが増えたのではないか?
という感じがすることと、
充電のためだけのアイドリングが減った(成り難くなった)と云う点です。

総じて云えば、EVで過ごす時間が増えました。
本来、補機バッテリーなので関係ない筈なんですけどね。
プリウスでもオプティマなバッテリーに換えられている方もいるので
このプリウスが満1歳を超えたら、改宗してみたいと思っています(^^

1週間継続して運転してみましたが、平均1Km/lほど伸びました。
誤差の内って云えばそれまでかも知れませんけど(^_^;


真ん中に写っているのはカシメ用金具 中空の縒線に、金具を付けて
熱収縮チューブで囲ったものです。


柔らかいビニールって良いね 写真左側
適当な部分の被覆を剥いたところです。

写真右側
縒線をほぐしてアーシング線に
巻き付けて、
その上から開いた金具を当てて
カシメたところです。


我ながら綺麗に収まった(ぉ ビニールテープで被覆して
元々のアース位置に
同じように設置してお終いです。

これによる効果は
体感できませんでした(^^;




 アーシング再追記  2003年9月22日

前回、アーシング作業を行ったときに1メートル余りましたと書きました。
「余らせるのも勿体ないし適当な場所無いかなぁ」と探していましたが
それっぽい場所が見つかったので、付けてみました。

近くに見えますが、結構「下」にあります 場所は、モーター本体です。

エンジンとコンバーターの隙間にネジ山が見えます。
エンジン近くのリレーを外して
窮屈な姿勢をとりながら
ネジを締めます。腰が痛かったです(^^;


お揃い♪ 半端なサイズだったので
起点(バッテリーに一番近い端子)に
持って行けずにエンジンに繋ぎました。


オリジナルの写真には私の足が写っている(ぉ 上から撮った図です。

一応
コンバーター
エンジン
モーター
主要部品に繋がったから
これで良しとします。



これで、エンジン内のメインな部品にアーシングできたわけですが、
アクセル全開の時のタイムラグが更に減ったような気がします。

まぁ、この車はエンジンが止まった状態で巡航しているときに
アクセルをグンと踏んでも、エンジン掛かったりと色々と無理が有る訳ですが・・・


それと、以前には考えられないようなアクセル開閉状態でも
EVモードで走ることが出来ました。微妙な範囲なんですけどね(^^;
#当然、電池を使ってしまうので、ず〜っとと云う訳には行きませんが。

新型を追い越すことは出来ませんが、近づきました♪



 オプティマバッテリー搭載  2003年9月27日

プリウス電気改善計画の天王山とも云える補機バッテリー交換をしてみました。
純正の補機バッテリーはトランク内に納めるという宿命からか
電力的には貧相な部類に入れられ、なお且つ高価(2万円)という弱点があります。

値段的には差の少ない「オプティマバッテリー、イエロートップ」に交換してみました。
長寿命で、定価3.5万円(通販価格2.1万円)です。


左側がレッドトップ、右側がイエロートップです。
イエロートップを注文したのにレッドトップが配達されてきました(死

レッドトップも悪いバッテリーではないですが、
プリウスはセルモーターでエンジンを掛けるというのが無いので
今回のディープサイクルを求めるには(イエローよりは)不向きなバッテリーです。
当然、交換して貰いました。
ディーゼルとか大型車両にはレッドトップの方が良い?

取っ手がないと死んでるよ イエロートップを純正補機の横に
置いてみました。

果たしてこの中に納まるのだろうか・・・

既にやられた方がいらっしゃるので
楽天的にやってみたんですが
一番最初にこんな大きなバッテリーを
放り込もうとした人には敬意を払います(^^;


太陽電池を付けたときの銅線のくずが・・ マイナス側には
ガス抜き用のホースが付いているので
外すことをお忘れなく。。。


トランクは重さで相当沈んでいるな オプティマと純正を
並べてみました。

全てのサイズが違います。


思ったよりも狭く感じる。 元から有ったステーは使えませんので
外してしまいます。


広いわぁ〜 カーペットも外し、バッテリーも無く、
駆動バッテリーを冷却するダクトも
取り外した状態です。

ただっ広く感じられますね。


逆に、空気は入らないようになっているようだ 余談ですが・・・ 駆動バッテリーの排気口です。
薄いゴムの膜が被さっています。

息を吹きかけるだけで開きます。
#下側はドライバーで押し込んである


だめじゃん オプティマバッテリーの
底は17cmx25cmです。

同じサイズの紙を切って
底に敷くと、引っかかってしまいます。

紙の左上のネジが犯人?のようです。



オプティマバッテリーの高さが17cm、
元々バッテリーを置いていた穴の深さが15cm。

仮に納めて浮いたオプティマバッテリーの高さが7cm。
底から5cmほどの所で、何かに引っかかっている状況にあります。

バッテリーの容器に無理な力を掛けたくありません。
常に振動とか加わる世界なのでバッテリーにも車体にも悪影響を及ぼします。

それで6cmほど嵩上げする必要に迫られました。。

工具店に行って、色々材料を揃えてきました。
下の図と併せて説明しますと

買ってきたー

A、厚さ5mm程度の薄いスポンジ、シール面付き。
B、厚さ2cmのゴム板、細工してトータル14cmx20cmの面積x厚さ6cm
C、突起物から守るためのゴム
D、紐(元々有ったステーのネジ穴に括って固定します)
and オプティマのφにあう端子
置いてみたー

これでひっくり返っても大丈夫? 置ける条件を揃えた後で入れてみました。
今度は底にどっしりと着底している様子です。

上側の矢印は、金具が肩の部分に
丁度当たっているようなので、
1cmのゴム板を当てています。

下側の矢印は
紐を括って、元々の固定金具のところに
L型金具を付け、タイラップで締めることによって、
バッテリーを固定しています。


この方法しか無いよなー プラス側です。

サイズが違うので、端子は
直角方向に付けました。

緑の線は、トランクオープナーへ行きます。


ニッパーでチョキチョキと プラス側、元々有ったカバーを付けました。

マイナス側は純正の線を外して、
アーシングの線に統一しました。
どうせ、距離が足りませんし(汗


手の形みたい^^; プラス側、オプティマを置いたときに
使ったスポンジの余ったヤツで
カバーしました。
これで容易なショートは防げるかも。。。


配管ギリギリでした 駆動バッテリーの冷却ダクトも
元の通りに着けます。

元から付いていた部品は付けられるだけ付けて
装備は完了しました。

何しろ、重たい&窮屈なので
腰が痛くなりました(^_^;




    インプレッション

使い始めた当初は、駆動バッテリーの残りが25%になってしまって
こんなのを見たのは初めてなのでびっくりしました。
エネルギーが一気に補機に流れ込んでしまったせいなのかなぁ・・・

とにかく、モーター走行の時間が長く取れるようになりました。
所詮エネルギー源はガソリンなので、後で元を取られることもあります(汗
寒くなってきたこともあり、燃費についてはあまり分からないです。

走行云々よりも、バッテリー上がりの心配をしなくて済むのが大きな利点でしょうか(汗



 ナノカーボン塗布  2003年10月14日

お馴染み、ヒューズチューンです。

一般的なヒューズは安価ですが、チューンをかけると、凄く高いです。

クライオヒューズとかはその典型例でしょうか?1本1000円+作業代(汗
1本ならともかく、1つの車に幾つヒューズがあるんだろう。。
効果があるかどうかも分からないのに・・・

液体窒素波に冷やせばいいのなら、ジャボ〜ンと放り込んで
一気に室温に戻すか、自然に蒸発させて室温に戻せば良いようだが・・
そういうのが手に入る環境(職場)に居ますけど、試す気がしない。

そもそも、極性チェックをするから何度も挿して試すと云うけど
その挿し換えする行為によって、金属面の「アタリ」がでるんじゃないだろうか?
極性ったってダイオードじゃないんだし
金メッキなどした日には、「ヒューズ」と名乗れるのかどうかも妖しいような(^^;

ただ、不十分な接点でロスが生じているいう可能性はあるので、
ネタついでにナノカーボンによる接点復活剤を買ってみました。

上のスイッチを買った店で、つい衝動的に買ってしまいました 0.2ml、1200円で売っていました。

この液体は導電性の固体物を含み、
が接触する金属面を
が接触する金属面に
変えてくれるんだそうです。
  概念図
こんな感じで導通面が増えるらしい


助手席の横にあるヒューズボックス
一本ずつ抜いて塗ります
挿して抜き挿して抜き挿します。

鈎状の突起で引っかける

付属の刷毛みたいなのに付けて
カーボンの色がはっきりとは
見えない範囲で
塗っていきます。
塗りすぎると、高くつくばかりか
逆効果だとか?


エンジンルーム内の
ヒューズボックスも、やりました。

こちらは面接触ですね
全部で28本。x1500だと4.2万円かぁ(汗



インプレッション

朝、プレイヤーかけて気が付いたのは音が大きくなった事です。
それで目盛りにして2割ほど音量を下げました。

夕刻、ライトが明るいです。ぃゃマジで。
こちらは絞るわけには行きませんが・・・・

細かいフィーリングは分かりませんが、接触面が増えることによって
多くの電流を流すことが出来るようになったのかも知れません。
そうは言っても直接テスターで測ると∞なんですよね。今一よく分からないです(^^;


 マグチューン  2003年10月21日

壊れたHDDの中の人、再利用計画。
HDD内部の磁石は
ネオジウム磁石なので超強力です。
これを対面に向き合わせるよう細工します。


ノギスで測ったときに擦過傷が
付いていますけど
この程度は気にしない(^^;・・
直径13〜14mmでした。


ネジ締めしたところ。

手前に置くと、鉄管で
磁気シールドされてしまうので、
ゴム管の上に来るようにします。


さ〜て、お待ちかねのインプレッション。

あまり変わらないなぁ・・・(汗

これでも試験のために結構踏み込んだりしたんですが。
それでも普段より燃費が良かったのは事実!!

1、運転テクニックが実は踏んだ方が良かったのか、
2、たまたま気温が高かった(21℃)のが良かったのか、
3、磁力がガソリンを改質?したのが良かったのか。。

どちらが良かったのかは、好みに任せると言うことで(汗